おにクル
茨木市文化・子育て複合施設 おにクル(いばらきしぶんかこそだてふくごうしせつ おにクル)は、大阪府茨木市にある複合施設である。 ホール・図書館・こども支援センター・屋内こども広場・市民活動センター・プラネタリウムなどで構成されている。 概要2015年に閉館した茨木市市民会館の跡地活用として、「育てる広場」をキーコンセプトに整備された複合施設で、茨木市役所の東隣、JR茨木駅と阪急茨木市駅のほぼ中間地点に位置している。 茨木市における公共施設マネジメントの取り組みの一つとして、市民会館が備えていた大ホールや会議室の機能に加え、他の公共施設に分散していた中条図書館、プラネタリウム、子育て支援、市民活動センター等を移転させることにより、新たな複合施設として整備した[1][2]。 沿革跡地活用の検討においては、何よりも市民との対話や参加をもとに進めることとし、市長と無作為抽出された市民等が直接対話する「市民会館100人会議」という取り組みを皮切りに、2016年から2023年までの間に、108回の市民ワークショップ、延べ2,217人参加者、5,500時間の市民と考える時間を経て、整備された[3]。 2020年1月には、設計・施工の事業者として、株式会社竹中工務店と株式会社伊東豊雄建築設計事務所による共同事業体が選定され、3月末に着手された[4]。 施設の開館は、2023年11月26日。(ゴウダホール(大ホール)は、2024年4月にオープン) 施設の運営については、複数の指定管理者および茨木市役所の複数課により行われている。
2024年11月、第37期竜王戦七番勝負の第4局が本施設で行われた[5]。 名称施設名称の「おにクル」は、2021年11月1日から12月15日まで実施した一般公募で応募のあった約2,677件の案の中から、3,473票の市民投票を経て決定した[6]。 「おにクル」は、市内に住む当時6歳の男の子が命名。まちの様々なところで目にする鬼のキャラクター「いばらき童子」を見て、「怖い鬼さんも楽しそうで来たくなっちゃうところ」という意味を込めたものである[7]。 大ホール・多目的ホール・プラネタリウムについては茨木市では初となるネーミングライツ(命名権)が導入され、大ホールにはゴウダ株式会社、多目的ホールおよびプラネタリウムには北おおさか信用金庫がネーミングライツパートナーとして選定された。これにより、大ホールには「ゴウダホール」、多目的ホールには「きたしんホール」、プラネタリウムには「きたしんプラネタリウム」の愛称が付与されている[8]。 建築的な特徴
構成
利用情報開館時間
休館日
脚注
関連項目外部リンク
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