アネクドテン
アネクドテン(Anekdoten、アネクドーテン)は、スウェーデン出身のプログレッシブ・ロック・バンド。 1970年代の「キング・クリムゾン」を彷彿とさせ、原点回帰の現代版といえるプログレを実践する北欧のグループ。メロトロンの使用とベースによる、ヘヴィでラウドなスタイルを展開している。 概要・略歴[1]1990年、ニクラス・バーカー、ヤン・エリク・リジェストローム、ピーター・ノルディンがロックバンド「King Edward」を結成。プログレッシブ・ロック・バンド「キング・クリムゾン」のカバーを主体としていた[2]。 1991年、母国の音楽イベントに出演した際、そこで見かけたアンナ・ソフィ・ダールバーグのプレイに感銘を受けたメンバーは、彼女をスカウトする。その後バンド名を「アネクドテン」(Anekdoten)と改名し、心機一転して再スタートを切る。 1993年、自主レーベルからの1stアルバム『暗鬱 (Vemod)』でデビュー。メロトロンを駆使していた頃の「キング・クリムゾン」を意識したサウンドが話題となり、欧州での配給が実現する。 1995年、2ndアルバム『ニュークリアス』を発表。これが「キング・クリムゾン」の代表作『太陽と戦慄』や『レッド』のヘヴィナンバーを彷彿とさせ、特に日本などで更なる高い評価を得る。そして日本でも専門レーベル「Arcángelo」(ディスクユニオン傘下)と国内契約が決まった。 1996年から欧州ツアーを展開し、翌1997年に日本限定のライブEPをリリース及び初来日公演。この公演の模様は、ライブ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』として翌年に発表した。 3rd『フロム・ウィズイン』(1999年)[3]、4th『グラヴィティー』(2004年)[4]、5th『タイム・オブ・デイ』(2007年)と[5]、コンスタントに作品リリースを重ね精力的にこなすが、2009年に発表したコンピレーション作品を最後に活動が停滞した[6]。 2013年頃からライブ活動を再開し、5年ぶりに来日。新たな作品の制作にも着手する。 2015年、8年ぶりの6thアルバム『斜陽の館 (Until All The Ghosts Are Gone)』を発表[7]。同年に来日公演[8]。 メンバー
日本公演
ディスコグラフィスタジオ・アルバム
ライブ・アルバム
コンピレーション・アルバム
脚注
外部リンク |