アル・アヘドFC
アル・アヘド・フットボールクラブ(英語: Al Ahed FC, アラビア語: نادي العهد الرياضي )はレバノン・ベイルートに拠点を置くサッカークラブ。 1964年に「アル・フーダ」(Al Huda Islamic Club) として設立、昇格を繰り返し、1996年にレバノン・プレミアリーグに昇格し、2008年を皮切りに8つの国内リーグ優勝を誇る。2011年には国内三冠を達成している。 クラブは主にベイルートのシーア派コミュニティから支援を受けており、ヒズボラと提携している。 同じベイルートに拠点を置くネジメSCとはライバル関係にある。 歴史アル・フダー1964年にベイルートの南部郊外・ダーヒエにて設立され、3部リーグに参戦[2] 。1970年代に、クラブは「アル・フダー・イスラームクラブ」(نادي الهدى الإسلامي)という名前でプレーした。 しかし、1982年にイスラエルがレバノンに侵攻した後、クラブは活動を停止した[3]。 ネジュメ・アル・アヘド・アル・ジャディード1984年、かつてのクラブ関係者が、「ネジュメ・アル・アヘド・アル・ジャディード」(Nejmet Al Ahed Al Jadeed, نادي نجمة العهد الجديد)という名前でライセンスを購入。1985年5月2日に、レバノンサッカー連盟は、サッカー活動を継続するために、クラブに会員を付与することを決定。1988年から89年の2部リーグではプレーオフに進出するが、昇格を逃す[3]。 アル・アヘド1992年、クラブの指導者たちがコーランの意味を持つ名前を選択したいという願いから、クラブ名を「アル・アヘド」(العهد)に変更。 1996年12月、初めてレバノン・プレミアリーグ昇格を決める、翌シーズンには再び2部に降格、その翌年、再びプレミアリーグに昇格[3]。 2001年にカップウィナーとなり、2002-2003年シーズンはリーグ3位、2004年には国内2大カップ(FAカップ・フェデレーションカップ)を共に制する[3]。 AFCカップ2016では準決勝に進出[3]。2008年10月26日から2010年11月6日まで、2年以上にわたってレバノン・プレミアリーグで44連勝を記録する[4]。2010-11シーズンにはリーグ・カップ・スーパーカップ・エリートカップの4冠を達成する[5] 。2016-17シーズンからはリーグ3連覇を果たし、2019年のAFCカップでは史上初めて決勝に進出、レバノン勢としては2005年のネジメSC、2008年のサファーSCに次ぐ3番目のAFCカップ決勝進出チームとなる[6]。決勝では、4.25体育団(北朝鮮)を1-0で下し、レバノン勢として初めてのAFCカップ制覇を成し遂げた[7]。 スタジアムクラブ所有のスタジアムとして、ベイルートにアヘド・スタジアムがある。 ラフィク・ハリリ空港近くにあり、2,000人収容[8] 。ただし、リーグ戦に使用することはなく、ホームゲームはカミール・シャムーン・スポーツ・シティ・スタジアムやサイダ国際スタジアムなどで実施されている[9]。 タイトル
脚注
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