アンナ・シードロヴァ
アンナ・ヴラジーミロヴナ・シードロヴァ(ロシア語: А́нна Влади́мировна Си́дорова[注 1] 、1991年2月6日 - )は、ロシア連邦の女子カーリング選手である。「シードロヴァ」は「シドロワ」とも表記される[1]。18歳でロシア代表チームのサード(ロシア語では「副将 вице-скип 」とも呼ばれる[2])を務め[3]、2010年バンクーバーオリンピックに出場、正スキップ(主将)のリュドミーラ・プリヴィーフコヴァに代わり数試合でスキップを務めた[4]。また、2014年ソチオリンピックでは、ロシア代表女子カーリングチームのスキップとして出場した[5]。世界カーリング選手権に8回出場、2017年に銀メダルを獲得した[6]。 経歴ソビエト連邦・ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国時代のモスクワ市に生まれた[3]。 6歳から13歳までフィギュアスケートに取り組み、1 級を保有していた。当初は軍中央スポーツクラブ学校で学び、のちに有名な指導者リュボーフィ・フェドルチェンコ (Любови Анатольевны Федорченко) のスタジオで学んだ。しかし、足の怪我が原因で引退[3]。 スポーツなしで悲しむことのないよう考えた知り合いの助言でカーリングに挑戦。2005年から競技を始め、半月後にマスター候補に名を挙げ、世界ジュニアカーリング選手権に参加。最初はモスクワの高等スポーツ技術試験学校「モスクヴィーチ」のカーリングチーム「モスクヴィーチ」でプレーした。スヴェトラーナ・カラルプが、最初のトレーナーとなった[3]。その後、同じくモスクワに本拠地を持つチーム「モスクワ」のメンバーになった。オーリガ・ジャルコーヴァをスキップとするチーム「モスクワ」において、ロシア選手権を2008年 - 2011年まで三期連続で優勝[7]。 2009年、ロシアのカーリング第2チームを編成し好成績を挙げ、2010年1月、主力チームへ招集された。バンクーバーオリンピックの試合ではサードを務め、一部の試合でスキップを務めた。 ロシア国立人文大学に籍を置き、政治史・法史学部で学んだ[3][1]。 成績参加したチームの成績。 ロシア大会
ヨーロッパ大会
世界大会
ワールドカーリングツアーグランドスラムワールドカーリングツアーにおける最高峰の大会シリーズであるグランドスラムの成績。
旧グランドスラム
脚注
出典
外部リンク
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