インテル・マイアミCF
インテル・マイアミCF(Inter Miami CF、正式名称:Club Internacional de Fútbol Miami)は、アメリカ合衆国の東南部、フロリダ州フォートローダーデールをホームタウンとし、メジャーリーグサッカーに所属するプロサッカークラブ[1]。 概要2018年に創設され、メジャーリーグ・サッカー(MLS)の25番目のクラブとして、2020年からリーグに参加している。オーナーグループには元イングランド代表のデヴィッド・ベッカムの他にフロリダの発電施設建設会社マステック取締役のホルヘ・マスとホセ・マス、さらにソフトバンクグループのマルセロ・クラウレと孫正義が名を連ねていたが、2021年9月17日にクラウレと孫の持株をマス兄弟とベッカムが買い取り、さらにアレス・マネジメントが優先出資者として加わったことが発表された[2]。 ホームタウンはアメリカ合衆国フロリダ州南東部のマイアミである。2020年からのホームスタジアムはフォートローダーデールのDRV PNKスタジアム(収容人員は19,100人)。2022年からはマイアミフリーダムパーク(収容人員は25,000人)を使用する。 リザーブチームとしてフォートローダーデールCFも設立され、USLリーグ1(アメリカ合衆国3部相当)に参戦している。フィリップ・ネヴィル監督の息子ハーヴェイやベッカムの次男ロメオが同クラブに在籍している。 2023年には、リオネル・メッシや、FCバルセロナ時代にメッシの同僚であったセルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバ、ルイス・スアレスが加入した[3]。 歴史2018年1月に行われたアメリカMLS総会で新チームのMLS新規参入が承認。 2020年3月1日、クラブ初の公式戦となるMLS開幕戦でロサンゼルスFCと対戦し、0-1で敗れた[4]。 スタジアムホームスタジアムはブロワード郡近郊のロックハート・スタジアム跡地にインテル・マイアミCFスタジアムを建設して最初の2シーズンはそれを使用し、2022年にマイアミフリーダムパークに移転する計画である。なお、かつてMLSに所属していたマイアミ・フュージョンやNASLに所属していたフォートローダーデール・ストライカーズがロックハート・スタジアムを本拠地として試合を行っていた。 2021年4月9日、フォートローダーデールに本社を構える自動車販売業のAutoNationと3年間のパートナーシップを締結することが発表された。これによりインテル・マイアミCFスタジアムはAutoNationの乳がんへの取り組みであるDrive Pinkイニシアティブの名前を取ってDRV PNKスタジアムに改名された[5][6]。 エンブレム2018年9月5日、新チームの名称とエンブレムが決定したことを発表した[7]。ベッカムはマイアミでの発表記者会見で、「クラブのモットー『リベルタス、ユニタス、フォルトゥナ』は、自由、団結、連帯、包括性、チャンス、すべての幸運という概念に敬意を表している。私たちは新しいチームだが、多くの歴史を持つ都市が本拠地であり、私たちはそれらを踏まえエンブレムをつくりたいと思っていた。そして南米の風も忘れたくはなかった。そういったものすべてがマイアミであるため、現代的にそれらを融合させたんだ。ファンが満足してくれるものを作ったと思う。みんながこのエンブレムと共に幸せになり、何かを生み出すことを願っている」と話している[7]。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
過去の成績
歴代監督
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
ローン移籍
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
脚注
外部リンク
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