ウィリアン・ジョゼ・ダ・シウバ（Willian José da Silva, 1991年11月23日 - ）は、ブラジル・ポルト・カウヴォ（ポルトガル語版）出身のサッカー選手。FCスパルタク・モスクワ所属。ポジションはFW。
経歴
クラブ経歴
CRBのユースチームでキャリアをスタートさせ、2008年にグレミオ・バルエリへ移籍。2009年8月1日に行われたボタフォゴFR戦で18歳でプロデビューを果たした。2011年、ウルグアイのデポルティーボ・マルドナドへ完全移籍。同年にレンタル移籍したサンパウロFCではコパ・スダメリカーナ優勝を経験した。
2014年1月8日、レアル・マドリード・カスティージャへレンタル移籍で加入[1]。3月15日のレクレアティーボ・ウェルバ戦でハットトリックを達成した後にトップチームに招集され、5月11日のセルタ・デ・ビーゴ戦でカゼミーロに代わりプリメーラ・ディビシオンデビューを果たした[2]。
レアル・サラゴサへの1年間のレンタル期間を経て、2015年7月30日に昇格組のUDラス・パルマスへシーズン終了までのレンタル移籍で加入[3]。12月12日のレアル・ベティス戦で1部初ゴールを記録。最終的に9得点を挙げ、クラブの残留に貢献した。
2016年7月31日、レアル・ソシエダへ完全移籍[4]。同年9月9日のRCDエスパニョール戦で挙げた同点弾がソシエダでの初ゴールとなった。11月27日のFCバルセロナ戦では先制点を挙げ勝ち点1奪取に貢献するなど12得点4アシストでチーム内得点王に輝き、翌2017-18シーズン序盤に契約を2022年まで延長した[5]。
2021年1月23日、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCに2020-21シーズン終了までのローン移籍で加入したことが発表された[6]。
2021年8月26日、2021-22シーズンはレアル・ベティスにレンタル移籍することが発表された[7][8]。
2022-23シーズンからはベティスに完全移籍するも、同じポジションを争うボルハ・イグレシアスに次ぐ2番手のFWとしての立ち位置が多くなり、リーグ戦では28試合に出場し2ゴールしか挙げられず、2022-23シーズン終了後にはメキシコのクルス・アスルからの関心も噂された[9]
2023-24シーズンは、イグレシアスがシーズン後半からバイエル・レバークーゼンに期限付き移籍したこともあり、リーグ戦33試合に出場して10得点をマーク。リーグ戦においてチーム最多の得点者となった[10]
2024年7月1日、ロシアのFCスパルタク・モスクワに移籍した[11]。
代表歴
U-20ブラジル代表として2011年に開催された南米ユース選手権とU-20ワールドカップに出場し、優勝に貢献した。
タイトル
クラブ
- サンパウロ
- レアル・マドリード
- レアル・ソシエダ
- レアル・ベティス
代表
- U-20ブラジル代表
関連項目
脚注
外部リンク
