オステルリッツ橋(仏 : Pont d'Austerlitz)は、フランスのパリ、セーヌ川に架かる橋である。
パリ12区(セーヌ右岸)のルドリュ・ロラン通りと、5区、13区(セーヌ左岸)のパリ植物園とを結ぶ長さ173.8m、幅30mの石造アーチ橋である。
右岸のバスティーユ広場南側サン・アントワーヌ(サンタントワーヌ)と左岸の植物園とを結ぶために作られた。19世紀の初めに最初の橋が架けられたが、すぐに割れ目が生じたので1854年に現在の橋に架け直された。その後橋の幅が狭いと判断され1885年にほぼ倍に拡幅された。
名称は、ナポレオン・ボナパルト率いる大陸軍(グランダルメ)が勝利したアウステルリッツの戦い(バタイユ・ドステルリッツ)を記念して名付けられた。
交通
隣の橋
(上流)シャルル・ド・ゴール橋―オステルリッツ高架橋―オステルリッツ橋―シュリー橋―トゥルネル橋・マリー橋(下流)