カロリーナ・バング
カロリーナ・バング(Carolina Bang, 1985年9月21日 - )は、スペイン・カナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェ出身の女優・ファッションモデル。アレックス・デ・ラ・イグレシア監督による『気狂いピエロの決闘』(2010年)でゴヤ賞新人女優賞にノミネートされた。2014年にイグレシアと結婚した。 経歴1985年にカナリア諸島のテネリフェ島にあるサンタ・クルス・デ・テネリフェに生まれ、少女の時にスペイン本土のマドリードに引っ越した。大学では演技と建築学を学んだ[1]。 2005年には劇場で働くことでプロキャリアをスタートさせた。2007年から2008年には何作かの短編映画に出演し、2008年から2009年にはアレックス・デ・ラ・イグレシア監督が手掛けたテレビドラマ『Plutón B.R.B. Nero』に出演した[2]。人気刑事ドラマ『Los hombres de Paco 』やコメディドラマ『Los exitosos Pells』などにも出演している。 2010年にはイグレシア監督によって映画『気狂いピエロの決闘』の主演女優に抜擢されてアントニオ・デ・ラ・トーレと共演した[3]。彼女の役柄はサーカスのブランコ曲芸師であり、撮影前には身体的な役作りが必要だった[1][4]。『気狂いピエロの決闘』での演技によって第25回ゴヤ賞の新人女優賞にノミネートされた[5]。 2009年から2010年に撮影されて2011年に公開された映画『La daga de Rasputín』ではアントニオ・レシネスやマリーア・バランコと共演した[6]。テレビドラマ『Aída』には本人役で1話にゲスト出演し、今後にはテレシンコによるテレビドラマ『Tierra de lobos』に出演予定である[7][8]。 人物スペインでもっとも美しい女性に挙げられることがある[9][10][11]。バングは母国語であるスペイン語に加えて、英語・ドイツ語・中国語を流暢に話すことができる[12]。寝る前に『時計じかけのオレンジ』や『ワイルド・アット・ハート』などの映画を観るのが好きであるとしている[9]。2014年には映画監督のアレックス・デ・ラ・イグレシアと結婚した[13]。 フィルモグラフィー
受賞とノミネート
脚注
外部リンク |