キャロル・マン
キャロル・マン(Carol Mann、1941年2月3日 - 2018年5月20日)は、アメリカ合衆国の女子プロゴルファー。1961年からLPGAツアーに参戦、メジャー2勝を含む通算38勝を挙げた[2]。世界ゴルフ殿堂のメンバーである。身長191cmは当時としては最も長身の女子選手であった[2]。 アマチュア時代ニューヨーク州バッファローで生まれ、メリーランド州ボルチモアとイリノイ州シカゴで育った[3]。9歳からゴルフを始める[2]。1958年にウエスタン・ジュニアとシカゴ・ジュニア、1960年にシカゴ女子アマチュアに勝利した[3]。ノースカロライナ大学グリーンズボロ校に学ぶ[2]。 プロ転向後1960年にプロに転向[4]、1961年からLPGAツアーに参戦。1964年、当時のメジャー選手権であった女子ウェスタンオープンで初優勝を飾った[5]。その後も勝利を重ね、LPGAツアーでメジャー2勝を含む通算38勝を挙げた[2][5]。1968年には最少平均ストローク数を達成した選手に与えられるLPGAベアトロフィーを獲得し[6]、1969年にはLPGA賞金女王に輝いた[7]。1968年に10勝(キャシー・ウィットワースとタイ)、1969年に8勝、1975年は4勝(サンドラ・ヘイニーとタイ)と、3度に亘りシーズン最多勝利を手にした。最後のツアーフル参戦のシーズンは1981年であった[4]。 1973年から1976年まで、LPGAの会長を務めた[7]。1977年、世界ゴルフ殿堂入り[6]。 マンはゴルフ・インストラクター、マニュエル・デ・ラ・トーレの長きに亘る教え子であった[8]。2008年、PGAから「ファーストレディー・オブ・ゴルフアワード」を受賞[1]。 2018年5月20日、テキサス州ザ・ウッドランズの自宅にて77歳で死去[5][9]。 プロ戦績LPGAツアー (38勝)
LPGAツアー プレーオフの記録 (3勝2敗)
メジャー選手権勝利 (2勝)
脚注
外部リンク
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