『クロノレガリア』(Chrono Regalia)は、セガ・インタラクティブが発売したアーケードゲーム。オンライン稼働期間は2019年2月21日 - 2020年3月31日。
略称は『クロレガ』。
概要
2018年1月15日にカウントダウンサイトの公開[1]を経て、同月19日に『千閃戦記』のタイトルで発表された[2]。同月26日 - 28日にプレ・ロケテストを開催。同年7月13日の第2次プレ・ロケテスト告知時に『クロノレガリア』へとタイトルが改められた[3]。
ゲームジャンルは「ドラマ+ノンジャンルバトル」。ゲームモードはストーリーモードの他、全国のプレイヤーと対戦を行う全国対戦、店内やフレンド、コンピュータと対戦を行うカジュアル戦がプレイできる。
筐体は、当初は『CODE OF JOKER』で使用されているものと同じであったが、2019年1月9日 - 25日実施のロケテスト以降は、本作の稼働開始と同日に稼働終了となる『SOUL REVERSE』の筐体を使用する事となった。
2019年7月24日にメジャーアップデートが実施され、『クロノレガリアEX』へリニューアル[4]、新ユニット「デスピナ」や新ゲームモード「探索モード」等が追加された。
2020年3月31日をもってオンラインサービスを終了した。
ゲームシステム
ノンジャンルバトルと名乗っているものの、基本はリアルタイムストラテジーである。プレーヤーは4人のユニットを選び、各ユニットに6枚のカードをセットしたデッキで戦う。ユニットの攻撃で相手のクロノスのHPを多く削った方が勝利となる。
- カード
3種類のカードがあるが、同名のカードでなければデッキに自由にセットできる。さらに同名のカードはエンチャント(付随効果)違いの3種類がある。(一部エンチャントなしのカードもある)
実際に出撃に使うカード。出撃中に他の武器カードに持ち替えることはできない。
効果がすぐ発揮される補助カード。その分魔法カードと比べるとMP効率がやや悪い。また戦闘中には使用できない。
発動までに詠唱時間が必要なカード。詠唱中は無防備になる。
カード使用時にランダムでレガリアゲージ増加(青)・MP増加(赤)・カード増加(黄)が発動する。左のものほど発動率が高い。
レベル制限が付いた武器カード。その分強力な効果を持つ。
- レガリア
レガリアゲージを貯めると使用できる1度限りの必殺技。
カードストックを+7する。
出撃中のユニットの攻撃力を全て+30する。
ユニットのHPを200回復し、復活カウントを-14する。
相手のユニットを3カウント停止する。
- バトル
ゲーム開始時に相手の城までは5マスの橋でつながっており、時間とともに増加するMPとカードストックを用いてユニットを出撃させる。
ユニット同士が相対した場合は戦闘となり、3カウントごとに攻撃しあう。
カードはMPに変換することができる。
残り50カウントになるとクライマックスとなり、橋のマスが3マスに・MPとカードストックの増加が加速する。
登場人物
- プレイヤーキャラクター
- 声 - 中村悠一
- 本作の主役的存在で、プレイヤーの分身の位置づけである。
- CPU専用の対戦相手。
- 妖精
- 声 - 早見沙織
- 本作のナビゲーター的存在で、クロノス(プレイヤー)にアドバイス等を行ってくれる。
- 声 - 桐生朱音
- 声 - 吉住絵里加
- 声 - 柳木みり
- ユニット
- 声 - 武内駿輔
- 戦士ユニット。攻撃力を高めやすい。
- 声 - 高垣彩陽
- 狩人ユニット。速度が他のユニットより早い。
- 声 - 上田麗奈
- 僧侶ユニット。回復に優れる。
- 声 - 明坂聡美
- 魔女ユニット。ダメージや攻撃力低下を得意とする。
- 声 - 竹内良太
- 騎士ユニット。防御に優れるが速度が他のユニットより遅い。
- 声 - 古川慎
- 学者ユニット。ユニット移動に特化している。
- 声 - 小松未可子
- 暗殺者ユニット。「トラップ」を仕掛け、対戦相手を翻弄する。Ver1.2で追加。
- 声 - 大空直美
- 司祭ユニット。味方を強化する「ギフト」を設置できる。Ver1.3で追加。
脚注
出典
脚注
- ^ 以前セガより稼働されていた『シャイニング・フォース クロス』にもシナリオモードのラスボスとして同名のキャラクターが存在しているが、全くの別人である。
- ^ 「フォロン」という名称は第2回プレ・ロケテスト時に公式が名称の募集を行い、決定したものである。
外部リンク