グレッグ・マラシウロ (Greg Marasciulo 、1987年 3月30日 - )は、アメリカ合衆国 の男性 プロレスラー 。ニューヨーク州 マウントサイナイ (英語版 ) 出身[ 1] 。AEW 所属。
来歴
ECW で活躍した事で知られるマイキー・ウィップレック がニューヨーク州 にて主宰するインディー団体であるNYWC(New York Wrestling Connection)が運営するNYWCトレーニングセンター にてトレーニングを積む。2004年 に17歳でプロレスラーデビューを果たす。
2007年 にWWE とディベロップメント契約。グレッグ・カルドナ のリングネームでダークマッチや下部番組のHeatに出場しマーク・ヘンリー 、DHスミス らと対戦したが、いずれも敗れている。2008年 からグレッグ・ジャクソン にリングネームを改め、FCW で経験を積む。9月にはリングネームをトレント・バレッタ に再改名している(この傍ら、ガール・フロム・メキシコ というマスクマン としても活動しているが短期間で取り止めとなっている)。2009年 からケイレン・クロフト 、カート・ホーキンス とデュード・バスターズ を結成しFCWフロリダタッグチーム王座 を2度獲得している。
12月にケイレン・クロフトとともにWWEへ昇格し(この時点ではデュード・バスターズを名乗らなかった)、ECW に登場。クロフトと共にテレビゲーム好きというギミックを与えられ、ヨシ・タツ 、ゴールダスト と抗争する。2010年 2月9日 にはヨシ・タツ、ゴールダスト組とWWE・統一タッグチーム王座 挑戦権をかけて戦うが敗れている。
その後ECWが番組終了となったためSmackDown! へ移籍し、WWEでもデュード・バスターズを名乗るようになる。
9月に行われたスーパースターズにケイレン・クロフトと共にベビーフェイスとして登場し、カート・ホーキンス 、ヴァンス・アーチャー 組に勝利した。その後ケイレン・クロフトが解雇されたためシングルプレイヤーに転向し、スーパースターズでカート・ホーキンス と抗争した。
12月末からドリュー・マッキンタイア と少し抗争した後、出演が少なくなり、スーパースターズでの出演が多くなった。3月頃からジョバーであるもののSmackDown!に出演が多くなる。
2011年、Superstarsにてタイソン・キッド に連敗。その後NXTシーズン5にて活躍するようになる。ヨシ・タツとコンビを組んでホーキンスやタイラー・レックス と抗争した。その後シングルでタイソン・キッド との抗争が再燃。またも連敗したが、2012年2月、勝利したキッドに握手を求められ、それに応じる。さらにその後のバックステージにおいて、タッグ結成を示唆されるも、負傷欠場してしまう。
9月半ばからNXTに復帰し、リッチー・スティムボート と共にカシアス・オーノ と抗争したが、2013年1月11日にWWEから解雇となった。
WWE解雇後、HLW(Hart Legacy Wrestling)やPWG (Pro Wrestling Guerrilla)といったインディー団体に参戦。そして5月3日より新日本プロレス のBEST OF THE SUPER Jr. XX に出場が決定し来日。バレッタ のリングネームで参戦。Aブロックにエントリーして6点という結果に終わった[ 2] 。
同年7月18日、TNA のX Divisionを中心としたイベントであるDestination X に本名名義で参戦。TNA X Division王座 争奪トーナメントに出場し、一回戦ではロックスター・スパッド 、ルービック とのトリプルスレットマッチを制し、続く25日には決勝戦にてマニック 、サンジェイ・ダット と対戦するも敗戦となった。
2014年8月、リングネームをエース・ヴェダー (Ace Vadder)と改めてTNAに再登場。Xディビジョン王座挑戦者決定トーナメントに挑むが挑戦権獲得ならず。
2015年3月、ロッキー・ロメロ と「ROPPONGI VICE 」を結成、新日本プロレスに再参戦。4月の両国国技館大会にてIWGPジュニアタッグ王座 をヤング・バックス から奪取。
2017年 7月2日 G1スペシャル・イン・USA アメリカ・ロサンゼルス大会で、IWGPジュニアタッグ選手権に挑戦して敗れ、試合後ヘビー級転向を発表。
得意技
ゴブストッパー
デュードバスター
フィニッシュ・ホールド
ゴブストッパー
ランニング・ハイ・ニー
デュードバスター
現在のバレッタの主なフィニッシャーで、谷嵜なおき のインプラントと同型。相手を水車落とし の体勢で担ぎ、足を自分の脇に挟んだ常態でマットに落とし、そのままエビ固め でフォールする。WWE解雇後、インディー団体で活動するようになってから使用されている。
投げ技
スープレックス
スーパープレックス
デュードバスターDDT
ロープの反動を用いて回転する変形トルネードDDT。
パイルドライバー
ヘビー転向後から使用。
フランケンシュタイナー
ノーザンライト・スープレックス
飛び技
トペ・コンヒーロ
トップロープに触れることなく、場外へ飛ぶことができる。
打撃技
エルボー
エルボー・スタンプ
バックエルボー
ハンド・チョップ
チョップ・スマッシュ
ナックル・パンチ
クローズライン
ドロップキック
通常、スプリング・ショット式の2種類を使用。
スーパーキック
延髄斬り
エルボー・ドロップ
通常、スプリング・ショット式の2種類を使用。
合体技
ストロング・ゼロ
バレッタのデュードバスターとロメロのミサイルキックを同時に食らわせる合体技。名前の由来は、日本のチューハイ。
タイトル歴
FCW
w / ケイレン・クロフト
w / カート・ホーキンス
NYWC
NYWCヘビー級王座 : 1回
NYWCタッグ王座 : 1回
w / マーベリック
FIP
wXw
w / マット・ストライカー
PWG
w / チャック・テイラー
新日本プロレス
w / ロッキー・ロメロ
w / 石井智宏 、矢野通
w / ロッキー・ロメロ
入場曲
"RPG Vice Theme" by [Q]Brick[ 3]
現在使用中のテーマ曲。
Alien Works
Semisweet Symphony
Mashed Metal
The Chase
White Noise
その他
ECWでヨシ・タツがゴールダストに日本語を教えるというスキットにケイレン・クロフトと共に乱入し(もちろん台本上のことである)「次期WWEタッグ王者は日本語で何と言うんだ?」「お前らもドリーマー と一緒に引退しろ」などとからかったが、ゴールダストに「お前らが言うな!新弟子!」と日本語で一喝された。
出演
映画
脚注
外部リンク
初代-10代 11代-20代 21代-30代 31代-40代 41代-50代 51代-60代 61代-70代 71代-80代