グレドス山脈
グレドス山脈(スペイン語: Sierra de Gredos)は、イベリア半島中央部にあるセントラル山系の一部をなす山脈。スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州アビラ県とサラマンカ県、エストレマドゥーラ州カセレス県、マドリード州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州トレド県にまたがっている。最高峰は標高2,592mのアルマンソール峰。 地理山脈の中央部はグレドス山脈州立公園としてカスティーリャ・イ・レオン州の州立公園に指定されている。セントラル山系の中でもっとも大きな山脈のひとつであり、5本の河川が流れる谷を含んでいる。アルト・トルメス、アルト・アルベルチェ、ティエタル・オリエンタル、ティエタル・オクシデンタル・イ・ラ・ベラ、アンブロス谷である。この地にもっとも早く住み着いた人間は、プレローマ期のケルト人と推定されているVettonesである。 グレドス山脈は3つのセクションに分けられる。東部はプエルト・デル・ピコ断層までであり、中央部はプエルト・デ・トルナバカス断層までであり、西部はベハル山地までである[1]。 東部北ティエタル断層の近くから南側はグレドス山脈の東部とされる。地塁の北限は断層によって構成され、北から東に伸びるブルギーリョ断層、東から西に延びるナバルエンガ断層などがある。断層に沿ってアルベルチェ川が流れている。東部には以下のような標高の高い山がある。
湖沼
動植物動物相グレドス山脈は以下のような動物相を有している。 固有種
植物相グレドス山脈の多様な植生は、その植物が生育している標高と密接に関係している。標高が上昇するにつれて、以下のような植物を見つけることができる。また、一部の地域ではマツがこれらに取って代わっている。高標高の場所にはエニシダ属やローマカミツレ(カモミール)などの種が群生したり、ビャクシン属の灌木が生育している。 グレドス山脈の植生はその標高によって4層に分かれている。
脚注
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