ケビン・ファーティグ
ケビン・ファーティグ(Kevin Matthew Fertig、1977年1月17日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラーである。テネシー州メンフィス出身。WWEではモルデカイ(Mordecai)、ケビン・ソーン(Kevin Thorn)のリングネームで活躍した。近年はケビン・ソーン、セブン・ソーン(Seven Thorn)のリングネームで活動している。 来歴キャリア初期2000年、シッド・ビシャスが主宰するゴールドジムにてプロレスラーとなる為にトレーニングを開始。そして地元であるテネシー州メンフィスを拠点とするPPW(Power Pro Wrestling)にてセブン(Seven)のリングネームでプロレスラーとしてのデビューを飾った。 WWE2000年、WWFに入団し、傘下団体であるOVWに所属。ディサイプルズ・オブ・シン(The Disciples of Synn)の一員となり、2003年にはトラヴィス・ベインとのタッグでOVW南部タッグ王座を獲得した。 2004年4月、罪に塗れし現世を浄化すべく神より遣わされし者、モルデカイ(Mordecai)としてSmackDown!に初登場。デビューマッチではPPVであるジャッジメント・デイにてスコッティ・2・ホッティと対戦し、圧倒的な勝利を収めた。 常に白いローブを身に纏い、鉄の十字架を掲げるその風貌は、プロレス雑誌などで「白いアンダーテイカー」と挙げられていた。さらには単身でビリー・キッドマンとアキオの試合に乱入し双方を粉砕するなど、一人十字軍と言うに相応しい存在感で注目を集めた。しかしその後は思われていたほどの結果を残せず、ハードコア・ホーリーとの短期抗争(原因は不明)を経てレイ・ミステリオに初黒星を飾られた後、ギミックの練り直しのため、デビューから3か月経たずして再びOVWに戻されることになる。 WWE解雇後2005年7月にWWEから解雇される。その後2006年に復帰するまでの間、各地のインディー団体を転戦。リングネームはWWE時代に使用していたセブン、モルデカイのリングネームで活動。メンフィス・レスリング参戦時にはメンフィス・レスリング南部ヘビー級王座を奪取している。 WWE復帰2006年、WWEに復帰。タロット占い師アリエルを随えた吸血鬼、ケビン・ソーン(Kevin Thorn)としてECWに登場する。デビュー戦は7月25日のリトル・グイドー戦。モルデカイ時と同様、クルシフィクションで圧勝している。 大柄な体格な上に、散々予告を焦らしながらの再デビューだったので、トップのシリアスヒールとして活躍をすると思われていたが、ジョバーの立ち回りが多く、ブーイングすらまともに受けていないほどであった。その後、ボールズ・マホーニーとの抗争を経て、ニュー・ブリードの一員としてECWオリジナルズと抗争。その後ニュー・ブリードから脱退した。 2007年5月にアリエルが解雇され、単独で行動することになる。その後シングル戦で勝ち続けるも目立てず、7月からスティーブン・リチャーズとの抗争を開始した。しかし、その抗争も尻切れトンボに終わってしまう。 WWE再解雇後同年12月にギミックチェンジし、普通のパワーファイターとして行動するが人気が出ず、すぐさま2軍に当たるFCWに降格。その後も一軍復帰を果たせぬまま、2009年1月にWWEから2度目の解雇となった。 WWE解雇後、アメリカのインディ団体のみならずヨーロッパやメキシコ、プエルトリコなどで主にWWE時代に使っていた吸血鬼ギミックで活動。イギリスの団体である1PW(One Pro Wrestling)、DPW(Dynamic Pro Wrestling)とドイツの団体であるGSW(German Stampede Wrestling)など、ヨーロッパの団体ではセブン・ソーン(Seven Thorn)のリングネームで活動。9月にはTNAにスポット参戦し、サーペント(Serpent)のリングネームでキップ・ジェームスとダークマッチを行い敗れている。 2010年、インディアナ州のインディアナポリスを拠点とするFEW(Frontier Elite Wrestling)にてWWE時代に使っていた吸血鬼ギミックであるケビン・ソーンで参戦[1]。メインイベントでの出番が多く中心選手として出場し、FEWヘビー級王座を5度獲得している。8月13日にはJCWに参戦し、PPVのLegend And Looniesでギャングレルと吸血鬼タッグを結成して試合を行った[2]。 その他
得意技
獲得タイトル
脚注
外部リンク |