コンスタンティノス・"コスタス"・カツラニス(ギリシア語: Κώστας Κατσουράνης, 1979年6月21日 - )は、ギリシャ出身のサッカー選手。元ギリシャ代表。ポジションはMF(センターハーフ)。
来歴
2003年8月にギリシャ代表デビュー[1]。UEFA EURO 2004では全6試合に出場[1]、大会初優勝を果たした。2010、2014 FIFAワールドカップにも出場した。2015年までに通算116試合に出場、10得点をあげた[1]。
エピソード
- 2008年1月5日のヴィトーリア・セトゥーバル戦で、ルイゾンと殴り合いの喧嘩を起こし、2人とも後半23分に交代を命じられた。所属先のベンフィカは、2人に謹慎処分と多額な罰金の支払いが命じられた。この喧嘩のきっかけを作ったカツラニスは、アトレティコ・マドリードへ放出される予定だったが残留した。
- 2010年6月12日の南アフリカW杯初戦の韓国戦では、2-0とリードを許した後半30分にシュートを外した際に、自らのシュートでえぐれたピッチの芝を元に戻した行動が「負けている試合でこのようなマナーの良い行動ができるのは素晴らしい」と評価され、韓国国内ではギリシャの芝男と評判になった[2]。
- 2014年6月19日の2014 FIFAワールドカップグループC2戦目の日本戦で前半38分に長谷部誠を倒し、2枚目のイエローカードを出されたカツラニスはレッドカードで退場となり、その後日本国内において試合中を通じてのGoogle検索の検索件数が最も検索された選手となった[3]。またTwitterでもギリシャ代表選手内でもっとも話題となり、カツラニスの退場の瞬間が試合中のツイート数のピークとなった[4]。
代表歴
出場大会
試合数
- 国際Aマッチ 116試合 10得点(2003年-2015年)[1]
ギリシャ代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2003 |
2 |
0
|
2004 |
15 |
1
|
2005 |
10 |
0
|
2006 |
7 |
2
|
2007 |
10 |
1
|
2008 |
14 |
3
|
2009 |
8 |
0
|
2010 |
12 |
1
|
2011 |
10 |
1
|
2012 |
12 |
0
|
2013 |
8 |
0
|
2014 |
6 |
1
|
2015 |
2 |
0
|
通算 |
116 |
10
|
出典
外部リンク