サム・ラーション
サム・ラーション(スウェーデン語: Sam Larsson, 1993年4月10日 - )は、スウェーデン出身のサッカー選手。元スウェーデン代表。ポジションはフォワード。スュペル・リグ、アンタルヤスポル所属。 兄にサッカースウェーデン代表選手のダニエル・ラーションがいる[1]。 来歴IK Zenithを経て[2]、2010年にヨーテボリのユースに加入[3]、2012年夏にファーストチームに昇格した[2]。同年10月にトップチームにデビュー。翌年3月には新シーズンのリーグ戦初戦で初のスタメン出場を果たし、即座に1ゴール2アシストの大活躍を見せた。この試合後にGöteborgの監督 Mikael Stahreがそのボールスキルを「スウェーデン系ブラジル人」と評したことで、サンバ・サム(‘Samba Sam’)の愛称が付けられた[4]。 2014年8月、オランダのヘーレンフェーンに移籍した[3]。ヘーレンフェーンでは三年間でリーグ戦86試合23得点30アシストを記録。さらにサンバ・サムの愛称通り、この期間エールディヴィジ最多223回のドリブル成功も記録している。 2015年、UEFA U-21欧州選手権2015のメンバーに選出され[5]、優勝した。 2016年11月、ハンガリー戦でスウェーデン代表デビューを飾り、初得点を記録した[6]。 2017年夏のプレシーズンにステップアップを希望し、sc ヘーレンフェーンのフロントと対立。トレーニングキャンプに参加しないなど衝突してエールディヴィジ開始後もリザーブチームでのトレーニングを続けることに。高額な移籍金のために国外の選択肢を選ぶかと思われたが、友人のジョン・グイデッティの薦めもあり、8月21日にフェイエノールトに移籍が決定、4年契約を結んだ[7]。ヘーレンフェーンとの経緯については「いくつかの約束が守られなかった」とのみコメントしている[8]。フェイエノールトが払った移籍金は推定で700万ユーロ超[9]で、2003年のダンコ・ラゾヴィッチと並ぶクラブ史上最高額獲得選手の一人となった。 2020年2月28日、大連人職業足球倶楽部に2年契約で移籍した[10]。 タイトルクラブ
代表
脚注
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