サラ・アドラー(Sarah Adler、ヘブライ語: שרה אדלר)は、イスラエルの女優である。
なお、イディッシュ劇場で活躍した同名の女優(en:Sara Adler、1858年 - 1953年。ステラ・アドラーの母)は別人。
人物・来歴
アメリカ合衆国で女優としてのキャリアを始める。1999年(平成11年)、デイヴィッド・バーカー監督の『すべてを恐れて』でデビューする。
フランスに渡り、2003年(平成15年)、フレデリック・ヴィドー監督の『ヴァリエテ・フランセーズ』に出演する。2004年(平成16年)、ジャン=リュック・ゴダール監督の『アワーミュージック』に出演、サラエヴォでの撮影に参加する。美しい街サラエヴォが戦火に崩れた姿に涙するイスラエルから来たジャーナリストを演じ、同年のヨーロッパ映画賞の最優秀女優賞にノミネートされた。
同年からは、イスラエル映画に多く出演するようになり、パリでのソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』(2006年)に出演する傍ら、イスラエルでのテレビシリーズ『パラシャット・ハシャブア』(2006年 - 2009年)にレギュラー出演している。2007年に出演したイスラエル・フランス合作映画『ジェリーフィッシュ』では、イスラエル映画アカデミー賞最優秀女優賞にノミネートされた。
出演作品
- 『すべてを恐れて』 Afraid of Everything : 監督デイヴィッド・バーカー、1999年 - アイリス役
- 『ドレスデン』 Dresden : 監督ベンジャミン・P・スピース、1999年 - コーヒーショップの女役
- 『激動』 Upheaval : 監督イタマール・クボヴィ、2001年
関連事項
註
外部リンク