「サンライト・ツイスト」(Go-Kart Twist)は、イタリアの歌手であるジャンニ・モランディ(イタリア語版、英語版)の楽曲。1963年発売[1]。
解説
本作は、当時人気アイドルだったカトリーヌ・スパーク主演のイタリア映画「太陽の下の18歳」の挿入歌、1963年秋に大ヒット。本来の主題歌は、ジミー・フォンタナの映画同名曲。そのB面曲が本作である[1]。
タイトルの通りツイストの軽快なリズムを使い、それでいて哀愁あるメロディーラインも持ち合わせていて良くできた曲である[1]。
作詞はルチアーノ・サルチェ、作曲は映画音楽の大御所になっているエンニオ・モリコーネによる。
2018年現在、JASRACに於いては作品コードは0G0-0674-8 GO KART TWIST/外国作品/出典:PJ(サブ出版者作品届)[2][3]として登録。
出版者は、C A M SRL。サブ出版[4]はフジパシフィックミュージックが持っている。
日本語盤
本作は数多くの日本語カヴァーが存在するが、各々の盤によってタイトルに相違があり(2018年現時点でも邦題が統一されていない)、また同一の日本語タイトルであっても別の楽曲にタイトル付けが成されているケースもあるため注意が必要である。
映画公開当時の1963年には、各社競作で日本語のカバー・シングル盤が発表された。
その中では、木の実ナナ、伊藤アイコ、青山ミチの盤が特に知られている。
木の実ナナ盤
伊藤アイコ盤
青山ミチ盤
後には、1973年に小山ルミが千家和也による日本語詞で『恋のサンライト・ツイスト』と題したカバー・シングルを出している[7][8]。また、ムーンライダーズは、1980年のアルバム『カメラ=万年筆』に「太陽の下の18才」としてカバーを収録した[9]。
CM
富士通のCMタッチおじさんシリーズで替え歌として用いられた[10]。
脚注