ショッピングモールフェスタ
ショッピングモールフェスタは、福島県郡山市日和田町にある地元の日和田町商工会が主導して開設された郊外型ショッピングセンター[1]。 建替えて2026年9月営業再開予定で、イオン食品館などが敷地内の仮設店舗などで営業[3]。 イオン東北(直営及びイオン専門店)とイオンモールの連結子会社「日和田ショッピングモール」(フェスタ専門店街及びフェスタパワー)[広報 2]が管理運営している。 歴史・概要1984年(昭和59年)に構想を始め[4]、1987年(昭和62年)に日和田町商工会が郊外への商業集積を開設する長期ビジョンをまとめて[1]、同年8月に任意団体を結成したのが始まりである[4]。 そのビジョンに基づき、本格的なモータリゼーションに対応した複合型リージョナルショッピングセンターとして、レジャー・コミュニティー施設を含めた商業施設を地元主導で作り上げることを目指していた[5]。 1989年(平成元年)2月に「日和田商業開発協同組合」を設立して、同年7月にジャスコと基本協定を締結した[4]。 1991年(平成3年)1月11日に大規模小売店舗法に基づいて「日和田地域主導型ショッピングセンター」として届出を行い[6]、1995年(平成7年)10月12日に地鎮祭を行って着工した[4]。 その第1期部分として[5]、1996年(平成8年)4月27日にショッピングモールフェスタとして開業した[1][2]。 名称はFull Excite Soft Tender Attractの頭文字を採って名付けられたもので、顧客を魅了する刺激的な商業施設を目指したものであった[1]。 店舗部分は2フロア構造で核店舗部分と専門店街に分かれており、その両者を繋ぐ部分には屋上までの吹き抜けのあるアミューズメント施設を配置する形で開業した[1]。 幅9mのメインコンコースと幅4mの主通路を持つゆったりとした回遊型で[1]、両脇に水が流れる大会談で1階と2階を結んでいた[7]。 各階に飲食店を配すると共に、2階に子ども図書館やカラオケ店などを設けて、多様な来店客が長時間滞在する施設を目指していた[1]。 開業時点では、株式会社日和田ショッピングモールの運営するフェスタ専門店街に61店舗のテナントが出店していたほか、ジャスコ部分にも24店舗の専門店がテナントとして出店していた[1]。 また、開業時から夜9時まで営業するなど、当時の郊外型ショッピングセンターとしては珍しい長時間を行っていた[2]。 開業時から約3,800台収容の駐車場を備えていたのみならず、郡山駅からバスで約20分と公共交通機関での来店も可能となっていた[2]。 1997年(平成9年)3月27日に国道4号を挟んで向かい側に東邦精麦が複合商業施設「オリエントパーク日和田」を開業させ、第一家電・家具の山新・ジョイフル山新・ブックオフ・セガワールド(現・GENDA GiGO Entertainment)などが出店した[8]。 開設当時から更なる施設の増設が構想されており[5]、株式会社日和田ショッピングモールがデベロッパーとなって[9]2000年(平成12年)4月にダイユーエイトなどが出店するフェスタパワーを開業した[10]。 2023年(令和5年)8月31日に建替えの為に閉店となったが、閉店時点では本館の他に、家電量販店など5棟の専門店棟で構成されていた[3]。 なお、閉店後もユニクロ、イエローハット、マンマチャオ(コインランドリー)の3店舗は継続営業[11]。 閉店したブックオフプラス跡地に[広報 3]同年9月15日にスーパーマーケットのイオン郡山店食品館を開店したを皮切りに[12]、一部の専門店も別棟の仮設店舗へ順次移転が行われて「FESTA VILLAGE(フェスタ ヴィレッジ)」として営業することとなった[11]。 また、近隣のイオンタウン郡山内に衣料品専門店の「イオン郡山店」を主体とした「FESTA VILLAGE イオンタウン郡山」が開店した[13][広報 4]。 沿革
店舗構成出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」を参照。 フェスタパワー
交通機関脚注出典
広報など1次資料
外部リンク |