ジアヴェロット
ジアヴェロット(Giavellotto、2019年4月9日 - )はアイルランド生産・イギリス調教の競走馬[3]。主な勝ち鞍は、2024年の香港ヴァーズ、プリンセスオブウェールズステークス、2023年・2024年のヨークシャーカップ連覇。 戦績2歳時(2021年) 2021年12月19日にケンプトンパーク競馬場で行われたデビュー戦を勝利する[4]。2歳時はこのデビュー戦のみでシーズンを終えた。 3歳時(2022年) 3月28日にニューカッスル競馬場で行われた一般戦を勝利して[5]ハンデ戦で勝ち負けを重ねた後、G1セントレジャーステークスに出走した。ここを3着に好走するも、次走のリステッド競走は2着に惜敗して3歳シーズンを終えた。 4歳時(2023年) 初の海外遠征となった始動戦のG2ドバイゴールドカップでは9着に大敗したものの、帰国後に挑んだG2ヨークシャーカップでは、ブービー人気を覆して重賞初制覇を飾った[6]。しかし、次走のG1グッドウッドカップは5着、続くG2ロンズデールカップも3着と連敗して4歳シーズンを終えた。 5歳時(2024年) 前年度と同じく中東に遠征し、レッドシーターフHで始動するも5着、次走のドバイゴールドカップでも3着に敗れる。帰国後は前年度に勝利経験のあるG2ヨークシャーカップに出走。最後の直線では2着に4馬身差をつける圧勝で同レース連覇を達成した[7]。続くG2プリンセスオブウェールズステークスでも残り1ハロンで逃げ馬を捕らえると、最後は3馬身差で圧勝して重賞を連勝した[8]。しかし、次走のG1アイリッシュセントレジャーでは長距離王キプリオスの3着に敗れた[9]。このレースで敗れた直後、「香港ヴァーズに来るべきだと強く主張した」[10]という鞍上のO.マーフィー騎手の提言により、G1香港ヴァーズに出走した。レースには、ルクセンブルクやドバイオナーなど欧州のG1馬や日本からは桜花賞馬ステレンボッシュらが顔を揃えたが、最後の直線で内から鋭く伸びるとそのまま突き抜け、2着のドバイオナーに2馬身半差をつけて優勝。初のG1タイトルを獲得した[11]。 血統表
脚注
外部リンク
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