ジェイムス・ブレイク (ミュージシャン)
ジェイムズ・ブレイク(James Blake、1988年9月26日 - )は、イギリスはロンドン、インフィールド・ロンドン特別区出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサーである。 2011年、自身の名を冠したデビュー・アルバム『ジェイムズ・ブレイク』をリリース。この年のイギリス・マーキュリー賞にノミネートした[1]。2013年リリースの2作目となるアルバム『オーヴァーグロウン』はマーキュリー賞で大賞に輝いた[2]。第56回グラミー賞においては、最優秀新人賞にノミネートしている[3]。 ハーモニミクス (Harmonimix)名義で他アーティストのリミックス楽曲のリリースも行っている。 コロシアムへの参加や、ジョン・ウェットンとのモーグル・スラッシュにおける活動で知られるジェイムス・リザーランドを父に持つ。1stアルバムに収録された「Wilhelm Scream」は父の曲のカヴァーである[4]。 来歴2009年6月、自身の寝室でレコーディングされたシングル「Air & Lack Thereof」をリリースし、音楽家としてのキャリアをスタートさせた。 2010年、名門R&SレコーズよりEP『CMYK』をリリース。タイトルトラックの『CMYK』がラジオを中心に話題となった。 同年11月、ファイストのカバーである「Limit to Your Love」をリリースし、全英シングルチャートで最高47位を記録した。 年末には、BBCによる、批評家や音楽関係者の投票で有望な新人アーティストを選出する恒例企画「Sound of 2011」にノミネートし、2位に選ばれた。 また、この年の作品群には批評家筋からも好意的な評価が寄せられ、ピッチフォーク・メディアからは『The Bells Sketch』『CMYK』『Klavierwerke』の3作のEPが、この年の年間ベスト・アルバム・ランキングで8位に[5]、楽曲「I Only Know (What I Know Now)」もベスト・トラックで8位に[6]それぞれ選ばれた。 2011年2月7日、満を持してデビュー・アルバム『ジェイムズ・ブレイク』をリリース。本作は批評家筋から高く評価され、ピッチフォーク・メディアは、この年の年間ベスト・アルバムランキングで12位に[7]、Amazon.comは4位に[8]、Mojo誌は17位に[9]それぞれ選んだ。 同年8月、ボン・イヴェールとのコラボレーション楽曲「Fall Creek Boys Choir」も収録されたEP『Enough Thunder』を、12月にもEP『Love What Happened Here』をリリースした。 2013年4月8日には2作目となるアルバム『オーヴァーグロウン』をリリース。ブライアン・イーノやRZAも参加し、これまでの音楽性をさらに拡充する意欲作となった。ガーディアン紙は、本作をこの年の年間ベスト・アルバム・ランキングで5位に[10]、Clash誌は2位に[11]それぞれ選んだ。 2016年4月、ビヨンセのアルバム『レモネード』収録の楽曲「Forward」にゲスト・ボーカルとして参加。2016年5月6日、自身3作目となるアルバム『ザ・カラー・イン・エニシング』をリリース。 ディスコグラフィアルバム
EP
シングル
脚注
外部リンク |