ジェリー・ライアン
ジェリー・ライアン(Jeri Lynn Ryan 本名:Jeri Lynn Zimmermann 1968年2月22日 - )は、アメリカ合衆国の女優。代表作は『スタートレック:ヴォイジャー』『スタートレック:ピカード』における、元ボーグのセブン・オブ・ナイン。 人物西ドイツ(当時)のミュンヘンに生まれた。父はアメリカ合衆国軍勤務、母はソーシャルワーカー[1]。また、マークという兄がいる。父親の勤務のため、カンザス州、メリーランド州、ハワイ州、ジョージア州、テキサス州の米軍基地を転々とした[2]。彼女が11歳の時父親が退役し、ケンタッキー州パデューカに移り住んだ。1986年に高校を卒業し、ノースウェスタン大学に入学。 1989年、ミス・イリノイに選ばれ、1990年には水着部門でミス・アメリカの3位に選ばれた。1990年に Bachelor of Arts degree in Theatreを取得して大学を卒業した。 経歴大学卒業後、ロサンゼルスに移り住み、俳優としての腕を磨いた。w:Who's the Boss?でデビューを果たしたあと、『メルローズ・プレイス』、 Matlock,『超感覚刑事ザ・センチネル』と言ったテレビ番組へのゲスト出演や Co-Ed Call Girlといったテレビ映画へ出演していった。 『ダークスカイ』で宇宙からやってきた調査官ジュリエット・スチュアートを演じた。このドラマは1シーズンで打ち切られるが、彼女にとって大きなブレイクのきっかけとなった。さらにその後の1997年、『スタートレック:ヴォイジャー』において、元ボーグの セブン・オブ・ナイン を演じることとなった。2001年に『スタートレック:ヴォイジャー』が終わった後、2004年まで『ボストン・パブリック』で、高校教師になるために弁護士をやめたいと思っているロニー・クックを演じた。プロデューサーのデビッド・E・ケリーは彼女のために具体的な脚本を書いていた。なお、同じプロデューサーが担当した『ボストン・リーガル』にもゲスト出演した。また、『SHARK カリスマ敏腕検察官』ではジェームズ・ウッズ演じるセバスチャン・スタークと反対のキャラクター、ジェシカ・デブリン地方検察官を演じたが、ストライキで打ち切りになって以降は出演していない。 近年は『恋は邪魔者』と言った映画へ出演してきた。インデペンデント映画 Men Cry Bullets やコメディ映画 The Last Manにも出演。 2005年秋には、テレビドラマ『The O.C.』でシャーロット・モーガンを演じた。 長女ジゼルの出産後、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』の2009年4月7日放送分で被告側弁護人を演じた[3]。 2009年7月から第2シーズンが放送されたTNTのテレビドラマ 『レバレッジ 〜詐欺師たちの流儀 』でタラと言う女詐欺師の役を演じた。 2011年からは3シーズンにわたって『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』でメインキャストのケイト・マーフィ役を演じた。 私生活1991年、投資銀行に勤めるジャック・ライアン(w:Jack Ryan (politician)、後に政治家となる)と結婚。1994年に息子が生まれるが、1999年に離婚。ジャック・ライアンは2004年にイリノイ州の上院議員選挙に出馬するが、その際に2人の離婚調書が公開されてその内容がスキャンダルとなった(結果、ライアンは出馬を取りやめることを発表した。なお、この選挙で当選したのが、のちに第44代アメリカ合衆国大統領となるバラク・オバマだった)[4]。2007年にフランス人シェフと再婚し[5]、2008年に娘が生まれた[6][7]。 出演作品映画
テレビシリーズ
コンピュータゲーム
脚注
外部リンク
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