ジャマル・アル=サファル
ジャマル・アル=サファル(Jamal Abd. Al-Saffar、1971年10月24日 ‐ )は、サウジアラビアの陸上競技選手。専門は100mで、自己ベストは10秒19。2000年アジア選手権の男子100mでサウジアラビア初の金メダルを獲得すると、2002年アジア選手権の男子100mも優勝して史上4人目の連覇を達成。2002年アジア競技大会の男子100mでもサウジアラビア初の金メダルを獲得するなど、アジア地域の大会で活躍した。 経歴2000年8月、アジア選手権の男子100m決勝を10秒32(+0.2)で制し、この種目でサウジアラビア勢初となる金メダリストとなった。 2001年8月、エドモントン世界選手権に出場すると、男子100m1次予選を10秒31(-0.3)で突破し、世界大会で初めて次のラウンドに進んだ。2次予選では自己ベストを上回る10秒17をマークするも(風速計故障のため参考記録)、組5着で敗退した[1]。アンカーを務めた4×100mリレーは予選を39秒15のサウジアラビア記録(当時)で突破すると、準決勝では予選のタイムを塗り替える39秒04のサウジアラビア記録(当時)を樹立したが、組6着で敗退した[2]。 2002年8月、アジア選手権の男子100m決勝で10秒43(-3.1)をマークし、ゲンナジー・チェルノヴォル(10秒50)やサレム・ムバラク・アル=ヤミ(10秒52)を破り連覇を達成。この種目では連覇を達成した史上4人目の選手となった[注 1]。 2002年10月、アジア競技大会の男子100m決勝で自己ベストに迫る10秒24(+0.3)をマークし、朝原宣治(10秒29)や陳海健(10秒34)を破り、この種目でサウジアラビア勢初の金メダリストとなった。 自己ベスト記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
主要大会成績備考欄の記録は当時のもの
脚注注釈
出典
外部リンク
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