ジャンニ・ザイフェルローン(Gianni Zuiverloon, 1986年12月30日 - )は、オランダ・ロッテルダム出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダー。
経歴
- クラブ
空手や水泳といった他のスポーツに飽きたことから6歳でサッカーを始めた。彼の母親はサッカーについてあまり多くを知らず、イエローページでチームを探して電話をかけた相手が名門フェイエノールトだった。フェイエノールトはユースの練習にザイフェルローンが参加するのを認め、練習の結果からチームに加入することを認めた。そこから11年をフェイエノールトのユースで過ごした。チームメイトのダストリー・ムルダーが負傷したため、ルート・フリット監督はザイフェルローンをトップチームに招集した。2004年8月22日のヴィレムII戦でデビューした。そのシーズンは10試合に出場して無得点だった。出場機会を得るために2005-06シーズンはRKCヴァールヴァイクにレンタル移籍して28試合に出場し、後に在籍するSCヘーレンフェーンからシーズン唯一となる得点を決めた。2006年6月、3年契約でSCヘーレンフェーンに移籍した。
2008年7月2日、3年契約でイングランドのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCに移籍した。移籍金は320万ユーロ。
- オランダ代表
2006年のUEFA U-21欧州選手権に参加して3試合に出場した。2007年、フォッペ・デ・ハーン監督に招集されて自国開催のUEFA U-21欧州選手権で2連覇を達成した。ファーストラウンドでは1-0で勝利したイスラエル戦、2-1で勝利したポルトガル戦に出場し、準決勝進出と北京オリンピック出場権を確定させた。準決勝のイングランド戦では1-1で延長にもつれ込み、最終的には32人が蹴ったPK戦によってオランダの勝利が決まった。このPK戦で彼は2度蹴ったが、1回目はオランダの7人目で成功させ、2回目はオランダの16人目で勝利を決定させたPKを蹴った[1]。決勝ではセルビアに4-1で快勝した。大会後には大会のベストイレブンに選ばれた。2008年の北京オリンピックでは準々決勝でアルゼンチンに敗れた。
所属クラブ
- → 2005-2006 RKCヴァールヴァイク (Loan)
- → 2010 イプスウィッチ・タウンFC (Loan)
脚注
出典
外部リンク