ジョナス・カルピニャーノ
ジョナス・カルピニャーノ(Jonas Carpignano, 1984年1月16日 - )は、アメリカ合衆国生まれで主にイタリアで活動する映画監督、脚本家である。 経歴イタリア人の父とアフリカ系アメリカ人の母の間にニューヨーク市ブロンクスで生まれる[1][2][3]。父方の祖父に映画プロデューサーのヴィットリオ・カルピニャーノ(Vittorio Carpignano)、父方の叔父に映画監督のルチアーノ・エンメル、母方の叔父にジャズピアニストでバンドリーダーのサミー・ベンスキン(Sammy Benskin)がいる[4][5]。ウェズリアン大学在学中に映画製作を始め、2006年に同大学を卒業[6]するとイタリアおよび米国の映画業界での数年間の経験を経て、ニューヨーク大学ティッシュ芸術部大学院の映画プログラムに入学した[7]。初期の短編映画はニューヨーク大学在学中に製作されている。
2017年、長編2作目でありマーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた『チャンブラにて』が第70回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され、ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞した。同作はアカデミー賞外国語映画部門のイタリア代表作品に選出された[10]ほか、第33回インディペンデント・スピリット賞では監督賞部門にノミネートされ、第63回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では7部門でノミネートされて監督賞を含む2部門で受賞した。 2021年、長編3作目となる『キアラへ』[11]が第74回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され、2度目となるヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞した。 フィルモグラフィー
脚注
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