その後約20年間は飛行機開発から遠ざかるが、F・H・ウェナム(Francis Herbert Wenham)の業績[注 1]に刺激を受け、1馬力の蒸気機関で動く三葉の模型飛行機を製作した[5][1](画像は下記外部リンク参照)。これは総重量が16イギリスポンド(約7kg)という軽量さを実現しており、1868年にロンドンの水晶宮における航空博覧会で公開飛行に供せられた(ストリングフェローは200ポンドの賞金を得たという)[5]。固定翼の動力模型による、史上初の公開飛行であった[5]。ただし資料[1]によってはこの機体も離陸ができず失敗に終わったとされる。
Harald Penrose, An Ancient Air: A Biography of John Stringfellow of Chard, The Victorian Aeronautical Pioneer (Shrewsberry, England: Airlife Publishing, Ltd., 1988), 183p., illus. ISBN 1 85310 047 1