ダイノジ 大谷ノブ彦のオールナイトニッポン
『ダイノジ 大谷ノブ彦のオールナイトニッポン』(ダイノジおおたにノブひこのオールナイトニッポン)は、ニッポン放送の深夜放送『オールナイトニッポン』枠で、お笑いコンビダイノジの大谷ノブ彦がパーソナリティを担当するラジオ番組。2013年4月3日放送開始。 媒体によっては、「ダイノジ・大谷」[1]「ダイノジ・大谷のオールナイトニッポン」[2]と表記。 概要2013年2月9日にニッポン放送で放送された『ダイノジ 大谷ノブ彦のオールナイトニッポンR』(ダイノジおおたにノブひこのオールナイトニッポンアール)が大評判となって[3]、2013年3月12日にパーソナリティになることが発表された[4]。 大谷は少年時代の頃『ビートたけしのオールナイトニッポン』に夢中になっていたので[4]、「僕の人生を、考え方を、笑いの好みを、すべてを変えたあの番組を僕がやるなんて!!」とした上で「14歳の頃の自分に語りかけるように、今の何者でもない奴らと真剣に対峙したいと思ってます」と語っている[5]。 また、大谷の起用について、オールナイトニッポンのチーフディレクター・松岡敦司は、大谷の「熱のあるトーク」を挙げ、「いまの10代に本当に聞いてもらいたいと率直に思っています」とした上で、「この番組をきっかけに音楽・映画、そして生きざまを知ってほしい。」と話している[5]。 この番組では、NOTTVにて、映像付きで同時生放送される[6]。 エンディングテーマはオアシスのドント・ルック・バック・イン・アンガー。 しかし、この番組は2014年3月31日から始まる、ニッポン放送の新しい月〜木午後のワイド番組『大谷ノブ彦 キキマス!』を担当するため、2014年3月26日の放送をもって終了することになった。 特徴本番組では、洋楽を放送するため、コンセプトは「洋楽で世界を変えるラジオ番組!」となった(ただし、洋楽のみを放送するとは限らない)[7]。そのため、当面は「洋楽でキミの世界を変える」をこの番組の大きな軸にしている。 番組内ではお笑い芸人でありながら、いわば、“評論家並み”に音楽に詳しい大谷が、アーティストやその曲の背景について、様々なトークを繰り広げ、音楽(洋楽・邦楽を問わず)を放送している[7]。 なお、この大谷の「評論芸」という名称は、フジテレビの赤池プロデューサーが名付けたものだが、評論とは全く違う性質なので、この番組の構成をしている生駒毅によれば、「評論芸」の「芸」というのは、演芸の「芸」だと説明している[8]。 本番組の、もうひとつの特徴が、“熱い”。番組内で大谷は、これまでの人生や、お笑い芸人を始めてからの苦労などについて、とにかく“熱く”語ることが多い[7]。 また、番組のメールアドレスや、ツイッターのハッシュタグには、“熱”をローマ字にした「netsu」が使用されており、番組内で、リスナーから寄せられた、何かに対する“熱い思い”を綴ったメールが紹介される[7]。 このような放送について、ツイッターの中では、番組内容の“熱さ”と大谷のトークを楽しんでいるリスナーのツイートが多くなっている[7]。 なお、この番組では、リスナーから、毎週、放送後記(その週に放送された番組の感想文)を募り、その寄せられた放送後記は、この番組のホームページに掲載され、その後、大谷自身がリスナーから寄せられた放送後記の中から、1番“グッときたもの”だけを選び、翌週のオープニングで紹介する。 反響2013年4月10日放送の、SMAPについてのトークが評判となって、リスナーからは「“SMAP論”は洋楽や邦楽という概念を飛び越えて興味深く聞いていました」という称賛があった[7]。 また、2013年4月3日の放送を聴いていた、カンニング竹山が、その放送直後に自身のツイッターアカウントで「LFさん(ニッポン放送)がみつけたようだ。とんでもなくすっげっ~パーソナリティーを!」とツイートしたり、水道橋博士が「噂通りにアツアツであった」とコメントするなど、この番組が芸人の間で評判となっている[7]。 コーナー
放送時間
ネット局いずれも、原則全国ラジオネットワーク(NRN)系列加盟局で放送。
スタッフ
脚注
外部リンク
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