『ダラスの熱い日』(ダラスのあついひ、Executive Action)は、1973年に公開されたアメリカのスリラー映画。
概要
1963年11月22日の正午過ぎにダラスで起こったジョン・F・ケネディの暗殺事件を、「アメリカ政府内部の人間達の謀議により複数犯で行われ、それをリー・ハーヴェイ・オズワルドによる単独犯に仕立てようとした」という仮説で描いた陰謀劇。全編を通じて、当時のニュース映像や中継映像などが散りばめられたドキュメンタリータッチの作品となっている。原題のExecutive Actionは、大統領権限の行使[1]、暗殺作戦[2]などの意味を持つ。
原作者マーク・レーン(Mark Lane)は、ケネディ暗殺事件の研究で知られる弁護士である[3]。脚本家ダルトン・トランボは、ハリウッド・テンの一人として、また『ジョニーは戦場へ行った』(1939年に小説として発表、1971年に自身の脚本・監督で映画化)などで知られる。
キャスト
スタッフ
関連作品
脚注
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ マーク・レーンはオズワルドの弁護をウォーレン委員会に拒否されている。本作の原作はマーク・レーン、ドナルド・フリード(井上一夫訳)『ダラスの熱い日』(立風書房、1974年)。レーンの著書として、『大がかりな嘘 だれがケネディを殺ったのか』(扶桑社、1992年)、『ケネディ暗殺の謎 オズワルド弁護人の反証』(徳間書店、1967年)。
関連項目
外部リンク