座標: 北緯27度0分 東経89度30分 / 北緯27.000度 東経89.500度 / 27.000; 89.500
チュカ県(チュカけん、ゾンカ語:ཆུ་ཁ་རྫོང་ཁག/ワイリー方式:Chu-kha rdzong-khag)は、ブータン西部の県。2005年の人口は約7.4万人。中心都市はプンツォリンで、インドとブータン西部を繋ぐ道が通る。チュカ県はブータンの商業と金融の中心である。1988年に完成したブータン最古のチュカ水力発電所と、ブータン最大のタラ・ダム(英語版)がある。県別に見るとチュカ県はGDPがブータン最大である。ブータン最古の産業企業のブータン・カーバイド化学有限会社(BCCL)やブータン・板製品有限会社(BBPL)がある。
言語
チュカ県では、北部のンガロプ人(英語版)と南部のネパール人は国語のゾンカ語を話す。南西部のサムツェ県との境界地域に住む少数派のロプ人(英語版)はロプ語を話す。
行政区画
チュカ県は11の村に分かれる[1]。
環境
チュカ県とサムツェ県はブータンでは珍しく自然保護区が無い。1960年代にはブータン南部にも多くの保護区があったが、公園級保護区は解除された[2][3]。
中心地は標高200mで亜熱帯性の気候。
関連項目
脚注
外部リンク