デオン・マイヤー
デオン・マイヤー(Deon Meyer、1958年7月4日 - )は、南アフリカ共和国の小説家。母語であるアフリカーンス語で執筆しており、20か国語に翻訳されている。映画やテレビの脚本も手掛けている。デオン・メイヤーとも表記される。 経歴1958年7月4日、南アフリカ共和国西ケープ州パールで生まれ[1]、北西州クラークスドープで育つ[1]。1976年、地元のスコプス高校に入学。兵役を終えた後[1]、ポチェフストルーム大学キリスト教養学科で英語と歴史を専攻。その後フリーステイト大学で学び、1980年代になると新聞社Die Volksbladのジャーナリスト、フリーステイト大学の広報、ベルヴィルの金融サービス業Sanlamの広告コピーライターとして勤める。1991年、インターナル・コミュニケーションの責任者、及びサンラム広報部のクリエイティブディレクターに任命される。その後は、自分で事業を始め、インターネット上のバーチャルコミュニティの運営や管理をしたり、BMWモトラッド(BMWのオートバイ部門)のスペシャルプロジェクトのマネージャーを務めるなどした。 初めて小説を書いたのは14歳の時で、嫌がる兄弟に読んでもらったがよい感想は貰えなかった[1]。1994年、処女長編を出版するが、世界で通用するレベルではなかったため翻訳はされなかったが、それ以降に出版した長編はいずれも英語・フランス語・ドイツ語・スウェーデン語・ロシア語など25か国語に翻訳された[1]。現在は専業作家である。作家としてのキャリアの始まりは、アフリカーンス語の雑誌"Huisgenoot" に短編が掲載されたことだった。 現在は、西海岸のメルクボスストラントに妻と4人の子と暮らしている[1]。趣味はツーリング、音楽、読書、料理、ラグビーで、音楽はモーツァルトもロックンロールも好む[1]。 『デビルズ・ピーク』("Devil's Peak" )、"13 Hours" 、"7 Days" の三部作がショーン・ビーン主演で映画化されることが決定している[2]。 著書
受賞・ノミネート歴
出典
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