デビー・レイノルズ
デビー・レイノルズ(Debbie Reynolds、[- rénəldz][2][3]、1932年4月1日 - 2016年12月28日[4][1])は、アメリカ合衆国テキサス州エルパソ出身の女優、歌手、声優。出生名はMary Frances Reynolds(マリー・フランシス・レイノルズ)。 来歴16歳のとき、当時住んでいたカリフォルニア州バーバンクでミス・バーバンクに選ばれ、ワーナー・ブラザースと契約。 ワーナー・ブラザースの映画2本で端役を演じた後、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーと契約。1950年にフレッド・アステアの映画に出演。その2年後、ジーン・ケリーのミュージカル『雨に唄えば』に抜擢され、一躍スターとなった。1957年、『タミーと独身者』の中で歌った主題歌「タミー」が全米5週連続1位の大ヒットとなり、アカデミー音楽賞にノミネートされる。 その後も『年頃ですモノ!』『恋に税金はかからない』『ママは二挺拳銃』などのヒット映画に多く出演し、タイタニック号の生存者で実在のモリー・ブラウンを演じた1964年の『不沈のモリー・ブラウン』ではアカデミー主演女優賞にノミネートされた。 また1960年代マネー・メーキング・スターの5位に2度選出されるなど、人気女優の一人として長い期間活躍した。 3度結婚しており、最初の夫であった歌手のエディ・フィッシャーとの間の娘は女優のキャリー・フィッシャーである。 1987年にキャリーが自伝小説『Postcards from the Edge』(邦題:崖っぷちからのはがき)を出版。1990年に小説を原作とする同名の映画が制作され(邦題は『ハリウッドにくちづけ』)、シャーリー・マクレーンとメリル・ストリープが母娘を演じた。 「オズの魔法使い」の靴など、ハリウッド映画で使われた有名な衣装類を、個人的にコレクションしており、それらの品を飾る「ハリウッド博物館」の開館を目指していたが、実現できなかった。 2014年、全米映画俳優組合賞生涯功労賞を受賞。 2015年、第7回ガバナーズ賞でジーン・ハーショルト友愛賞を受賞[5]。 2016年12月28日、脳梗塞でロサンゼルスの病院に緊急搬送されたが、亡くなった。84歳没。息子のトッドは「娘のキャリーが、前日27日に急死したことのストレスに耐えられなかったのだろうと思う」とコメントした[1]。 カンヌ映画祭で5月14日に上映されていた、デビーとキャリーを扱ったドキュメンタリー『Bright Lights: Starring Carrie Fisher and Debbie Reynolds』が、アメリカで2017年1月7日にHBOで放送された[6][7]。日本国内のスター・チャンネルで放送された邦題は『キャリー・フィッシャー ~星になった母娘~』[8]。配信タイトルは『ブライト・ライツ:キャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズ主演』[9]。 主な出演作品映画
テレビドラマ
テレビ映画
アニメ映画
テレビアニメ
ディスコグラフィオリジナルアルバム
連名作品ドナルド・オコナー & デビー・レイノルズ
サウンドトラック
脚注
外部リンク |