トリニティ・カレッジ (コネチカット州)
トリニティ・カレッジ(英語: Trinity College)は、米国コネチカット州ハートフォード市にある私立大学である。1823年に創立された。 概要少数精鋭制の教養教育に重きを置く、ニューイングランドの伝統的なリベラル・アーツ・カレッジ。いわゆるリトル・アイヴィーの一校で、New England Small College Athletic Conference (NESCAC) 加盟校。州でイェール大学に次いで二番目に古い歴史を誇る。当初は米国聖公会系の大学であったが、創設時から教職員学生ともに個人の宗教宗派を問わず受け入れている。 総面積100エーカー(40万m2、12万坪)のキャンパスに、約2,000人の学生が学ぶ。コネチカット、マサチューセッツ、ニューヨーク、ニュージャージーなど北東部各州の学生が大半を占める(中でもテンスクールなどのボーディングスクール出身者が多い)が、全米45州、世界47ヶ国から学生を迎えている。留学生は総学生数の約10%を占める[2]。 学生と教員の比率は10対1で、38の専攻を持つ。人気の専攻は経済学、政治学、史学、英文学、心理学などである。また工学科を持つ数少ないリベラル・アーツ・カレッジの一つでもある。 卒業後、優秀な学生はハーバード大学、イェール大学など北東部の名門大学院に進学する[3]。またニューヨークやボストンの金融機関に就職する卒業生も多い。ベンチャー企業を起こす卒業生も少なくない。 沿革
図書館大学図書館の総蔵書数は約90万冊。ワトキンソン図書館では15世紀まで遡る貴重書等約20万点所蔵している。また同地域のコネチカット・カレッジ、ウェズリアン大学と共同でCTW図書館コンソーシアムを運営しており、三大学で合計約300万冊の蔵書を共有している[4]。 国際交流大半の学生が在学中、欧州、中南米、アジア、豪州、アフリカの世界各地へ短期留学する。ローマにキャンパスを持つ。立教大学と提携している。 卒業生
関係者
脚注
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