トーレ・ヨハンソン
トーレ・ヨハンソン(Tore Johansson、1959年11月6日 - )は、スウェーデン・マルメ在住の音楽プロデューサー、ソングライター、レコーディング・エンジニア。 かつてはバンド、Hundarnaのメンバーなどとしてスウェーデン国内のみで活動していたが、1994年にプロデュースを手がけたカーディガンズのデビュー・アルバム『エマーデイル』で世界的に名を広めた。その他、代表的なプロデュース作品にフランツ・フェルディナンドの『フランツ・フェルディナンド』(2004年)や、ニュー・オーダーの『ロスト・サイレンズ』(2015年)などがある[1]。 日本でもカーディガンズのセカンド・アルバム『ライフ』がヒット、スウェディッシュサウンドで一世を風靡し、BONNIE PINKや原田知世など多くの日本人アーティストのプロデュースを担当した[2][3]。 略歴1980年代前半から、バンドHundarnaのメンバーとしてスウェーデン国内を中心に活動を開始する。いくつかのローカルアーティストの作品のプロデュースを担当したのち、スウェーデン・マルメにタンバリン・スタジオを開設。1994年に担当したカーディガンズのデビューアルバム、『エマーデイル』が国内でヒットし、1996年の「ラヴフール」が英国で2位を記録するなど世界的大ヒット作となる。 カーディガンズやクラウドベリー・ジャムなど、担当アーティストが日本で人気を博したこともあり、1996年4月には原田知世のシングル「100 LOVE-LETTERS」をきっかけに、日本人アーティストのプロデュースも開始、BONNIE PINKの『Heaven's Kitchen』(1997年)やカジヒデキの『MINI SKIRT』(1997年)、レミオロメンの『花鳥風月』(2010年)など、数々のヒット作品をこれまでに手掛けている。 日本国外では前述のカーディガンズのアルバム作品のほか、フランツ・フェルディナンドの『フランツ・フェルディナンド』(2004年)やニュー・オーダーの『ロスト・サイレンズ』(2015年)、オーケー・ゴーの『オー・ノー』(2006年)などのヒット作をプロデュース[1]。また、オランダを代表する女性歌手、アヌークの作品も数多く手がけており、ユーロビジョン・ソング・コンテスト2013出場曲となった「バーズ」は大会では9位で終わったものの、本国オランダで1位、スウェーデンで3位を記録するなどヨーロッパ各国でヒットとなった[4]。 プロデュースしたアルバム
プロデュースしたアーティスト
脚注
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