ドルノゴビ県(ドルノゴビけん、モンゴル語: Дорноговь, ᠳᠣᠷᠤᠨᠠᠭᠣᠪᠢ)は、モンゴル国の県(アイマク)の一つ。県都はサインシャンド。
概要
県には野生の馬(タヒ)、野生の羊、アイベックス、オグロアンテロープ、白アンテロープ、ヤマネコなどの野生動物が棲息し、ハーブ類などの薬用植物が茂っている[1]。しかし、近年は気候の多変性、降水量の少なさに伴い、野生動物や薬用植物の数が減少している[2]。
地理・交通
モンゴル国の南東部に位置し、面積は109,472平方kmである。ザミン-ウードは中国内蒙古自治区の二連浩特へいたる重要な交通要衝である。
行政単位 郡(ソム)
- アイラグ郡(Айраг)
- アルタンシレー郡(Алтанширээ)
- ダランジャルガル郡(Даланжаргалан)
- デルゲレフ郡(Дэлгэрэх)
- ザミン-ウード郡(Замын-Үүд)
- イフヘト郡(Иххэт)
- マンダフ郡(Мандах)
- オルゴン郡(Өргөн)
- サイハンドラーン郡(Сайхандулаан)
- サインシャンダ郡(Сайншанд)
- オラーンダルハン郡(Улаанбадрах)
- ハタンボラク郡(Хатанбулаг)
- ホブスゴル郡(Хөвсгөл)
- エルデネ郡(Эрдэнэ)
対外関係
姉妹自治体・提携自治体
- 提携自治体
脚注
- ^ ドルノゴビ県[リンク切れ]
- ^ ドルノゴビ県の荒野化、野生動物の種類が乏しくなっている諸問題とその原因について(公益財団法人環日本海環境協力センター)