(下記参照)
ハタネズミ亜科(Arvicolinae)は、哺乳綱 ネズミ目 キヌゲネズミ科に属する亜科。模式属はミズハタネズミ属 Arvicola。
本亜科は、旧来は Microtinae (ハタネズミ亜科)とされていたが、Kretzoi(1962) が Arvicolinae の呼称に先取権があることを指摘したことにより、Arvicolinae に改められた。日本では、以前のまま「ハタネズミ亜科」と呼ぶ人も少なくないが、Arvicola がミズハタネズミ属であることから、厳密にはミズハタネズミ亜科であるといえる。2005年、MusserとCarletonにより系統分類が整理された結果[1]、この亜科には7族、26属の元に143の種が属することになった。以下の分類はそれに基づくものである。