バードストーン
バードストーン (Birdstone) [2][3]はアメリカ合衆国の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2004年のベルモントステークス、トラヴァーズステークス、2003年のシャンペンステークス。 戦績
2002年8月2日、サラトガ競馬場のメイドン競走でデビューし、2着ボールドラヴに12馬身2分の1差をつけて勝ち上がる[3]。続くG1競走ホープフルステークスこそシルバーワゴンの4着に終わるが、3戦目シャンペンステークスではチャペルロイヤルに2馬身2分の1差つけて重賞初勝利をG1競走で達成した[3]。3歳初戦、ガルフストリームパーク競馬場のアローワンス競走を勝つものの、ターフウェイパーク競馬場のG2競走レーンズエンドステークスはシニスタージーから10馬身4分の3離された5着に終わり、三冠の第一戦ケンタッキーダービーも勝ち馬スマーティージョーンズから約15馬身離された8着に終わる[3]。プリークネスステークスをパスしてベルモントステークスに向かい、レースでは7番人気だったものの無敗の二冠馬となって三冠に王手をかけていたスマーティジョーンズを差し切って三冠達成を阻止して優勝[4][5]。鞍上のエドガー・プラードも、2002年に三冠を賭けていたウォーエンブレムをサラヴァで阻止して以来二度目の三冠阻止を果たした[4]。夏のトラヴァーズステークスも早めに進出してそのまま押し切りG1競走3勝目[6]。このころから3歳最強と目されるようになるが、秋のブリーダーズカップ・クラシックではゴーストザッパーから12馬身半差離された7着に終わり、レース後に左前球節の骨折が判明したため、引退した[3]。 競走成績以下の内容は、EQIBASE[1]の情報および記載法に基づく。
引退後引退後はゲインズウェイファームで種牡馬入りした[7]。2008年初出走の初年度産駒のうちマインザットバードがケンタッキーダービーを、サマーバードが父子制覇となるベルモントステークスをそれぞれ制し、2010年度の種付料が3万ドルに上昇した[8]。しかし、続くG1競走優勝馬が現れず、2020年度は10年前の6分の1にあたる5000ドルにまで低下している[9]。そして、同年の種付けシーズン終了をもって種牡馬を引退。オールドフレンズへ移動した。 代表産駒
血統表
脚注
外部リンク
|