ファーストサムライ (First Samurai) [2][3]はアメリカ合衆国生産の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2005年のホープフルステークス、シャンペンステークス、2006年のファウンテンオブユースステークス(英語版)
経歴
- 特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE[1]
2005年7月9日、チャーチルダウンズ競馬場でのメイドン競走でデビューし、2着に5馬身半差つけて勝利[3]。2戦目のアローワンス競走も6馬身差で勝ち上がってホープフルステークスに進み、4コーナーから先頭に立って最後はヘニーヒューズに4馬身4分の1差つけ、3連勝で重賞およびG1競走初出走初制覇を遂げた[3]。続くシャンペンステークスでも再びヘニーヒューズを下してG1競走2連勝を達成する[4]。ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルにも1番人気で出走したが、スティーヴィーワンダーボーイ(英語版)の3着に終わった[5]。
2006年を迎えて3歳初戦のハッチソンステークス(英語版)を2着としたのち、ファウンテンオブユースステークスでは2位に入線したが、1位入線したコリンシアンが進路妨害により3着に降着し、繰り上がりで1着となって重賞競走3勝目を挙げた[6]。3月下旬、引退後にはクレイボーンファームで繋養されることが明らかになる[7]。4月のブルーグラスステークスで勝ったシニスターミニスターから30馬身余離された5着に終わったのち[8]、スタートの際にゲートに体をぶつけたことに起因するろっ骨骨折が判明し、ケンタッキーダービーを断念[9]。その後、7月に入って秋シーズンのための調整に十分な時間が取れないことから、引退が決まった[10]。
競走成績
以下の内容は、EQIBASE[1]の情報および記載法に基づく。
出走日 |
競馬場 |
競走名 |
格 |
距離 |
頭数 |
枠番 (PP) |
馬番 (Pgm) |
着順 |
騎手 |
斤量(lb./kg換算) |
タイム |
着差 |
勝ち馬/(2着)馬
|
2005.07.09
|
チャーチルダウンズ
|
メイドン
|
|
ダ6f
|
12
|
7
|
7
|
01着
|
P. デイ
|
120/54.5
|
1:10.72
|
5馬身1/2
|
(Fourth of Gold)
|
0000.08.07
|
サラトガ
|
アローワンス
|
|
ダ6f
|
5
|
4
|
4
|
01着
|
J. ベイリー
|
120/54.5
|
1:10.36
|
6馬身
|
(Trippi Appeal)
|
0000.08.27
|
サラトガ
|
ホープフルS
|
G1
|
ダ7f
|
5
|
2
|
2
|
01着
|
J. ベイリー
|
120/54.5
|
1:23.25
|
4馬身1/4
|
(Henny Hughes)
|
0000.10.08
|
ベルモントパーク
|
シャンペンS
|
G1
|
ダ8f
|
6
|
5
|
7
|
01着
|
J. ベイリー
|
122/55.5
|
1:36.29
|
2馬身3/4
|
(Henny Hughes)
|
0000.10.29
|
ベルモントパーク
|
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル
|
G1
|
ダ8.5f
|
14
|
9
|
9
|
03着
|
J. ベイリー
|
122/55.5
|
|
(3馬身1/4)
|
Stevie Wonderboy
|
2006.02.04
|
ガルフストリームパーク
|
ハッチソンS
|
G2
|
ダ7.5f
|
7
|
6
|
7
|
02着
|
E. プラード
|
122/55.5
|
|
(1馬身1/4)
|
Keyed Entry
|
0000.03.04
|
ガルフストリームパーク
|
ファウンテンオブユースS
|
G2
|
ダ9f
|
10
|
6
|
6
|
01着
|
J. ベイリー
|
120/54.5
|
(繰上)
|
|
(Flashy Bull)
|
0000.04.15
|
キーンランド
|
ブルーグラスS
|
G1
|
ダ9f
|
9
|
5
|
5
|
05着
|
R. ベハラーノ
|
123/55.5
|
|
(30馬身1/4)
|
Sinister Minister
|
引退後
引退後は予定通りクレイボーンファームで種牡馬として繋養され、初年度の種付料は4万ドルに設定された[11]。
主な産駒
血統表
脚注
外部リンク