ブレアウィッチ2
『ブレアウィッチ2』(原題: Book of Shadows: Blair Witch 2)は、2000年のアメリカ映画。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の続編。 前作のようなモキュメンタリーの手法は使われず、映画の影響で起こった殺人事件を証言を元に再現したものという設定になっている。前作の学生失踪事件は劇中でも映画のフィクションとなっているが、それ以外の魔女伝説の殺人事件は実在したという設定となっている。PG-12指定。 前作を監督したダニエル・マイリックとエドゥアルド・サンチェスが製作総指揮に名を連ねているが、この続編は彼らの意に反して製作されたという認識を示している[1]。 あらすじ
映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の大ヒットのおかげで、バーキッツヴィルの町は観光客で溢れていた。幼女誘拐で前科持ちで精神病院患者でもある町の青年のジェフは、それに便乗して「ブレア・ウィッチ・ハント」なるツアーを企画する。 ツアー企画で集まった4人の男女、ウィッカン(魔女)を名乗るエリカ、ゴスメイクで霊能力を持つキム、大学院生で「ブレア・ウィッチ:ヒストリーかヒステリーか?」を執筆中のカップル・スティーヴンと、妊娠しているトリステンと共に、ブレア・ウィッチの森へと向かう。 彼らは映画に撮影された場所を巡り、ラスティン・パーの廃墟の家を訪ねた後、別のツアー客と添乗員との喧嘩の後、彼らをコフィン・ロック(ひつぎ石)に追いやり、パーの廃墟の家で一夜を明かす。 翌朝、眠った記憶のない5人は、壊れたビデオカメラと切り裂かれたスティーヴンの原稿を目撃する。キムがビデオテープはヘザーのフィルムの発見された石の下にあると言い、その通り発見する。その後、トリステンが流産して病院で彼女の手当ての後、ジェフのロフトハウスでビデオテープを再生する。 キャスト※括弧内は日本語吹替
スタッフ
キャッチコピー
外伝ビデオバーキッツヴィル7今作の序章とされるビデオ作品。全米ショウタイムで放映され、日本では日本ビクターからビデオとDVDが2001年6月30日まで限定販売された(ビデオはレンタルも有り)。ラスティン・パー事件の隠された真相を暴く内容となっている。題名の「7」は犠牲者のエミリー・ホランズ、テラ・シェリー、マーガレット・ロウエル、スティーブ・トンプソン、エリック・ノリス、マイケル・ギドリー、ジュリー・フォーサイスの数に由来する。 あらすじ(外伝)ラスティン・パー事件に興味を持つ映像保管人クリス・キャラスコは、唯一の生き残りの少年カイル・ブロディが怪しいと睨み、彼が入院していた精神病院の様子を映した「ホワイト・エナメル」を鑑賞する。その中の彼のある言葉からある真相に至った彼はパーの最後の懺悔を聞いた元神父(後に謎の自殺)や彼を嫌悪するカイルの妹ジャニーンに会い、証言の中からカイルが事件を裏で操る真犯人ではないかと結論を出す。しかし、カイルがラスティン・パーの家の壁に書いた血文字や刑務所に書いた魔女しか知らない言語トランシトゥス・フルヴィアイを書いたことで一層謎は深まる。作品は多数の関係者によるインタビューで構成されている。 キャスト(外伝)
スタッフ(外伝)
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賞歴
脚注
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