『ブロブ/宇宙からの不明物体』(ブロブ うちゅうからのふめいぶったい、原題:The Blob)は、1988年のアメリカ映画。アメリカの田舎町、アーバーヴィルに出現した粘液状の生命体ブロブと人間の戦いを描くSFホラー。1958年の映画『マックイーンの絶対の危機』のリメイク。
ストーリー
とある山間の田舎町の森に、夜半火の玉が墜落する。目撃したホームレスの老人が好奇心から現場に向かうと、落下物から出てきた粘液状の物体に腕を取りつかれてしまう。
そこへデート中のメグとポールが通りあわせ、老人を病院へ運ぶが、老人は物体に喰い尽くされ、ポールも犠牲となる。目撃したメグは一部始終を訴えるが信じて貰えず、保安官は町の不良少年ブライアンの仕業だと疑う。メグがブライアンに助けを求めると、最初は相手にしなかったブライアンだったが、レストランでコックが物体に襲われる現場を目の当たりにし事態を理解。
その間にも物体は次々に人々を飲み込んでゆき巨大化していった。間もなくメドウス博士率いる政府の科学調査団が救助に到着。物体は宇宙からの飛来物であると説明されるが、胡散臭さを感じたブライアンは単独行動に移ると、彼らが救助チームなどではなく、細菌生物兵器として物体を開発した張本人である事を知り、追われる立場となる。
一方、メグは弟が映画館に行っている事を知り急行すると、そこは物体の大量捕食現場となっていた。下水道に逃げ込むも追い詰められるが、ブライアンが救出に駆け付ける。
メドウスはメグやブライアンもろとも物体を下水道に閉じ込めようと試みるが、物体は既に科学チームをもってしても制御できるような相手ではなくなっており、ついに町を呑み込んでしまう勢いで暴走し始めた。物体が寒さに弱い事に気付いたブライアンとメグは、町のスキー場で使うためのスノーメーカー(人工造雪車)で物体を凍らせる作戦に出る。
キャスト
- フジテレビ版:初回放送1991年8月10日『ゴールデン洋画劇場』※ソフト未収録
- 吹替はノーカット。ただし元ソースはPAL版のため放送尺に収まるように冒頭にダイジェスト(3分)が入る。
スタッフ
関連項目
脚注
外部リンク
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