^ abcOsada N, Kohara A, Yamaji T, Hirayama N, Kasai F, Sekizuka T, Kuroda M, Hanada K (2014). “The genome landscape of the African green monkey kidney-derived Vero cell line”. DNA Research21: 673-83. doi:10.1093/dnares/dsu029.
^厳密にいうと本数の違いは安村美博が発見したものに近いと考えられる分裂回数の少ない(115継代目)細胞起源のJCBR0111株が59本、世界の中心的な細胞バンクであるAmerican Type Cell Collection (ATCC)が配布しているVero ATCC CCL-81株(121継代目起源)が58本なので、58本が間違っているわけではない。 なお、両者の本数の違いは正常なアフリカミドリザルの染色体は60本(常染色体2本づつが29対+性染色体2本)だが、JCBR0111株は24番染色体が1本しかなく、もう一方は7番染色体に丸ごとついている(遺伝子の量は変わらない)のに対し、ATCC CCL-81株はこれに加えて25番染色体の1本も別の染色体と融合しているので見かけ上さらにもう1本少なくなっているというのが原因である。 ((花田2015)4.シード細胞の選択/6.アフリカミドリザルの核型とVero細胞の核型)
^Haus T, Akom E, Agwanda B, Hofreiter M, Roos C, Zinner D (2013). “Mitochondrial diversity and distribution of African green monkeys (Chlorocebus gray, 1870)”. American Journal Primatology75: 350-60. doi:10.1002/ajp.22113.