ホルシュタイン・キール
ホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)は、ドイツのキールを本拠地とするサッカークラブ。総合スポーツクラブであり、サッカー以外でもハンドボール、テニス、チアリーディングなどの活動が行われている。 歴史1900年に発足。1910年に準優勝、1912年にはドイツ・チャンピオンの座を勝ち取っている。第二次世界大戦中の1943年には、ドイツ優勝決定戦において4強に残り、3位決定戦でヴィエナ・ウィーン(当時はオーストリアもドイツ領)に勝利した。第二次世界大戦後はかつてのような成功を収めることができず、主に3部・4部リーグに在籍している。 国内カップ戦においては1941年の4強進出が最高。準決勝はシャルケ04に0対6で敗れた。その後、目立った成績はみられなかったが、2002年の1回戦では1部のヘルタ・ベルリンに勝利した。また、2011/2012シーズンDFB Pokalでは前年のブンデスリーガ王者のボルシア・ドルトムントに敗れた(0-4)ものの、準々決勝まで進出した。 2005年から2006年のシーズンにかけて、序盤より好調な成績を収めてブンデスリーガ2部への昇格を期待されたが、後半戦で急激に失速して4位に終わり、昇格は果たせなかった。 2014-15シーズンにはブンデスリーガ3部で3位となったが、2部16位の1860ミュンヘンとのプレーオフに敗れ、今回も2部昇格を果たせなかった。 2016-17シーズンで3部で2位となり、悲願だった2部昇格を果たした。 2017-18シーズンは昇格1年目ながら3位となり、1部16位のVfLヴォルフスブルクとの入れ替えプレーオフに挑んだが、2戦合計1-4で2年連続での昇格を逃し、初のブンデスリーガ1部昇格とはならなかった。 2020-21シーズンも2部で上位争いを繰り広げ、2021年1月にはDFBポカール2回戦でFCバイエルン・ミュンヘンをPK戦の末に下すというアップセットを起こした。リーグ戦は最終節にSpVggグロイター・フュルトに追い抜かれ3位転落。入れ替えプレーオフを闘うことになり、1.FCケルンに2戦合計2-6でまたしても1部昇格はならなかった。 5月11日、首位で迎えたホーム最終戦、勝点差5の3位フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦で引き分け、ザンクトパウリに首位を奪われ2位転落とはなったものの、1試合を残してシーズン2位以上が確定、クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を達成した[1][2][3]。最終節、アウェーでハノーファー96に2-1と勝利したものの、ザンクトパウリも勝利したため最終順位は2位となった。 2024-25シーズンは、ブンデスリーガ史上58クラブ目、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のクラブとしては初参戦となり、かつハンザ・ロストックを超え、ドイツ国内最北のブンデスリーガクラブとなる[4]。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
過去の成績
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。 ローン移籍
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:ホルシュタイン・キールの選手」を参照
脚注
外部リンク
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