マイク・ヴォーゲル
マイク・ヴォーゲル(Mike Vogel, 1979年7月17日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルヴェニア州生まれの俳優、モデル[1]。 "Vogel"をアメリカでの発音によって「ヴォーゴル」とする表記もある[2]。 経歴1979年にペンシルヴェニア州フィラデルフィアの郊外アビントンで生まれた。父はジム・ヴォーゲル、母はキャシーで、兄弟は、弟のダニエル・アーロンと妹のクリスティンがいる[3]。ヴォーゲルの祖父は2人とも第二次世界大戦で戦いに参加していて、1人はバルジの戦いでの戦車の指揮官で、もう1人は海軍のシービーだった[4]。 ペンシルヴェニア州ウォーミンスターで育って、地元の高校であるウィリアム・テネント・ハイ・スクールに進学した。初年度はレスリング部に所属していた。また同じ高校には、スポークスマンのブライアン・ベイカーやボクサーのカーミット・シントロンがいた[3]。 高校卒業後、歴史の勉強のため"Philadelphia College of the Bible"に入学したが、最初の1年で学業を中断し、俳優やモデルのオーディションを受けるために、ニュー・ヨークに通っていた[5]。 また、俳優のキャリアのために、ニュー・ヨークの"Lynette Sheldon Actor’s Studio"で演技を学んでいた[6]。 キャリア2001年に、Levi's のモデルとしてキャリアをスタートし、同じ2001年にTVシリーズ『Grounded for Life』のディーン役にキャスティングされたため、L.A.に住所を移した[5]。『Grounded for Life』には2001年から2004年まで出演していた。 映画には、スケートボーディングがテーマの『クール・ボーダーズ』にエリック役で初登場した。この映画にはアダム・ブロディとジェニファー・モリソンが出演していて、2003年8月15日に公開された。 次の出演作は、『嵐が丘』のリメイク作のTV映画で、『クール・ボーダーズ』公開の1ヵ月後の2003年9月にMTVによって初放映された。ヴォーゲルはヒース役で、ケイト役のエリカ・クリステンセンとの共演であった。2003年最後の公開作は、1974年の映画『悪魔のいけにえ』のリメイク作、『テキサス・チェーンソー』で、10月公開で記録的な興行成績であった。 『Grounded for Life』が終了した後の2005年は、6月に公開の『旅するジーンズと16歳の夏』で、ブリジット役のブレイク・ライヴリーの関心をひくエリック・リッチマン役で、8月公開の低予算の映画『スーパークロス』にトリップ役で、2003年撮影したものの公開されずに、2005年の11月にヴィデオ発売になったアン・ハサウェイが出演したR指定のドラマ、『アン・ハサウェイ/裸の天使』にトービ-役で、そしてジェニファー・アニストンとケビン・コスナーが出演した2005年の『迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-』にブレイク役で出演していた。 2006年の公開作で、カート・ラッセル主演のパニック映画『ポセイドン』に、エミー・ロッサムが演じたジェニファーの婚約者クリスチャン役で出演していた。この映画は1972年の『ポセイドン・アドベンチャー』をリメイクしたもので、5月12日に公開されて、世界で"181"ミリオンの興行収入があった。ヴォーゲルは『X-MEN:ファイナル ディシジョン』でのエンジェル役のオファーがあったが、『ポセイドン』への出演を選択した。また2006年にはロマンティック・コメディ『ゴシップ・カフェ』に出演していた。そして、2007年にスペインで撮影されたホラー・フィルム『ファイナル・デス・ゲーム』への出演契約を行い、ホラー映画の祭典"8 Films to Die For"でも上映された『今日も僕は殺される』に出演していた。 ヴォーゲルは、日本の怪獣映画にインスピレーションを得たという異色作、2008年の『クローバーフィールド/HAKAISHA』、2009年の、現代のノワール・フィルムの『2ROOMS トゥー・ルームス』と『ファイナル・デス・ゲーム』に出演していた。また、2010年のロマティック・コメディ『ブルーバレンタイン』とTVシリーズ『マイアミ・メディカル』、そして『Heaven's Rain』、2011年のコメディ映画『運命の元カレ』、ジョニー・フット役での『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』、ディーン役でABCドラマの『PAN AM/パンナム』に出演していた。 "BuddyTV"では、TVでのセクシーな男性のリストで、ヴォーゲルは2011年の96位にランク・インした[7]。 2013年の『McCanick』にイライアス・コティーズ、ヴァージニア・マドセン、ジェーン・シーモアと共に出演し、1959年の小説『サイコ』に基づいたA&EのTVシリーズ『ベイツ・モーテル』で、全部で6話に出演した。 ヴォーゲルは、スティーヴン・キングの小説を原作とした、CBSのSFドラマ『アンダー・ザ・ドーム』にデイル・バーバラ(バービー)役で出演した。このシリーズは2013年のサマー・シーズンに放送が開始されて、3シーズン続いた後2015年に終了した。 2014年のTVドラマ『イン・マイ・ドリーム』にキャサリン・マクフィー、ジョベス・ウィリアムズと共に出演し、ジャレッド・ブリーズが9歳の社会病質者を演じた『ザ・ボーイ 鹿になった少年』に出演した後に、アーサー・C・クラークの小説を原作とした、3話のミニ・シリーズ2015年の『CHILDHOOD'S END -幼年期の終り-』にリッキー役で。エリカ・クリステンセンと共に出演した[8]。 2017年公開の映画『The Case for Christ』と、2017年9月25日からNBCで放送されている『ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊』にキャプテンのアダム・ダルトン役で出演している[9]。 私生活2003年1月に、元モデルのコートニーと結婚して、2007生まれのキャシー・レネー、2009年生まれのチャーリー・ B、2013年生まれのゲイブリエル・ジェームズの3人の子供がいる[10] 2013年、家族全員でテネシー州のナッシュヴィルに引っ越し、パグ1匹と馬2頭を飼いながら現在もそこで暮らしている[11][12]。 出演作品映画
TVドラマとTVシリーズ
受賞とノミネーション受賞
ノミネーション
参照
外部リンク |