マイ・フレンド・フォーエバー(原題:The Cure)は、1995年のアメリカ合衆国のドラマ映画。二人の少年の深い友情を描くヒューマンドラマである。
日本公開時、『マイ・ライフ』『マイ・ルーム』『マイ・フレンド・メモリー』の「マイ~」シリーズの一部として『マイ・フレンド・フォーエバー』とタイトルが付いた[要出典]。なお、全て別の映画であり、ストーリーの関連性はない。
ストーリー
エリックの家の近くに、ある少年が引っ越してきた。彼の名はデクスターといい、HIVに感染していた。初めは彼を警戒するエリックであったが、次第に打ち解けあい、友情を深め合う。
雑草を煎じて飲ませ、エイズに有効な特効薬を探すも、失敗する。
ある日、エリックとデクスターはニューオーリンズで「エイズの特効薬が見つかった」というゴシップ雑誌を目にし、ニューオーリンズへ繋がっているという川を下る旅に出る。
途中、ポニーとジミーの舟に金を支払って同乗させてもらい、ニューオーリンズへ向かうが、その舟はもともとニューオーリンズへ帰る舟であった。薬の残りも少なく、なかなか向かおうとしない連中に怒ったエリックは、300ドルをくすねて、バスでニューオーリンズへ向かうことにした。しかし、ポニーとジミーは駅で2人を探しており、エリックはナイフで応戦しようとするも、ポニーはさらに大きいバタフライナイフを取り出す。
デクスターはエリックのナイフを奪い、自分の手を切って「僕の血は猛毒だ」と脅しをかけ、2人を撃退する。
デクスターの体調と気持ちを悟ったエリックは、ニューオーリンズへ向かうことをやめ、家に帰ることにする。
旅の途中でデクスターは体調を崩し入院生活するも、死亡してしまう。
告別式の際、エリックは自分の靴とデクスターの靴を交換し、その靴をニューオーリンズへ繋がっているという川へ流す。
キャスト
スタッフ
- 監督:ピーター・ホルトン(英語版)
- 製作総指揮:トッド・ベーカー、ビル・ボーデン
- 製作:マーク・バーグ、エリック・アイスナー
- 脚本:ロバート・クーン
- 撮影:アンドリュー・ディンテンファズ
- 編集:アンソニー・シェリン
- 音楽:デイヴ・グルーシン
参考文献
外部リンク