ミッド・サセックス
ミッド・サセックス(英語: Mid Sussex)は、イングランド南東部ウェスト・サセックスにあるディストリクト。イースト・グリンステッドやヘイワーズ・ヒース、バージェス・ヒルといった町を有している。 1974年4月1日にイースト・サセックスから分離して成立した。 ウェスト・サセックス州の東端にあり、北側でサリー州タンドリッジ、東側でイースト・サセックス州ウィールデンとルイス、南側で同州のブライトン・アンド・ホヴ、西側でウェスト・サセックス州ホーシャム、北西側で同州クローリーと接している。 また、グリニッジ子午線が通っている。 歴史この地域で人口が増え始めたのは19世紀からであり、ミッド・サセックスという地名が初めて使用されたのは1885年である。 議会においてこの呼称が初めて使用されたのは1907年、ミッド・サセックス・ジョイント・ウォーター・ディストリクトという水道会社がきっかけであった。 サセックスは中世からイースト・サセックスとウェスト・サセックスに分けられていたが、1972年の地方行政改革によってその境界線が変更された。 ミッド・サセックスの領域変更は、1969年に提出されたレッドクリフ=モード報告書において議論された。この報告書は地元領主とヒース政権の支持を得て提出されたものであり、この文書においてイースト・サセックスはイースト・グリンステッドまでの土地を獲得し、クローリーはサリーから2つのパリッシュを獲得した。それと引き換えにサリーはガトウィック地域を獲得した。しかし、これらの土地変更は1974年の施行前に行われた住民投票によって覆された。結局、イースト・サセックスとウェスト・サセックスの土地変更はクローリーとガトウィック空港の経済圏を1つの自治体の管轄下に収めるという方向性で決定された。 この決定にはまだ論争の余地があったが、ベルステッド卿によって速達便で貴族院へと送られた。 主なタウン・ヴィレッジ
政治・行政カウンシル選挙は4年ごとに行われ、1999年以降は保守党が政権を担っている。
地理ミッド・サセックスはウェスト・サセックス州の東端に位置し、イースト・サセックス州、サリー州と接する。 隣接する自治体 外部リンク
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