メタルグレイモンメタルグレイモンは
概要登場はデジタルモンスターVer.1。グレイモンが肉体改造で身体の半分をサイボーグ化したサイボーグ型デジモン。 初登場当時は体が青いデザイン(後にウィルス種は青い身体とされる)のものだったが、『デジモンアドベンチャー』でグレイモンの黄色い体色を受け継いだワクチン種のメタルグレイモンが登場し、さらにデジモンペンデュラムでもフォルダ大陸の黄色いメタルグレイモンが登場し、そちらがデファクトスタンダードとなった節があるが、同時に以前までの青いメタルグレイモンが「不完全」などの設定が付いたため、初期からのメタルグレイモンのファンから不満が挙がることもあった。同時に『デジモンアドベンチャー02』よりブラックウォーグレイモンが作中に登場したが、大抵のゲームではこのブラックウォーグレイモンへと進化するのが青いメタルグレイモンとなる。また、進化後のウォーグレイモンのブレイブシールドには勇気の紋章が刻まれているが、その一方でブラックウォーグレイモンのブレイブシールドにはそれが無いことからメタルグレイモンの進化にも関係性がある可能性がある。 種族としてのメタルグレイモン自ら全身の半分以上をサイボーグ化することで、戦闘力を高めたグレイモン系デジモンの完全体。手術の際に生命活動を大幅に長くすることができたが、拒絶反応により肉体が青く変色している。完全機械化された金属製の左腕「トライデントアーム」などの武器群に加え、6枚の翼を使っての飛行能力も獲得した。 また、攻撃力は核弾頭一発分に匹敵するといわれ、その一撃を受けるとレベルの低いデジモンなどは跡形も残さず消滅する。 基本データなお、登場当時は絶大な人気を誇っていたが、ワクチン種の登場などで立場が失われ絶滅状態となっていたが、『デジモンジントリックス02』にて久し振りに登場した。 黄色のメタルグレイモン登場までは、この状態がワクチン種として扱われることもあった。
ワクチン種ファイル島より高度なサイボーグ化技術により、拒絶反応を起こすことなく進化することに成功し、より強力なパワーを引き出している黄色のメタルグレイモン。進化するためには、襲い来る強敵を倒し、勝ち抜いていかなければならないとされる。 前述のように基本種より遅れて登場したが、その後こちらがデファクトスタンダードとなった。 現在はデジモンジントリックスや『デジモンストーリー』などにおいてはクロスウォーズ版(後述)と区別するため「メタルグレイモンL」の名前で登場している。
ワクチン種X抗体版より角ばったデザインに変更された。体の肉体部分と機械部分が完全なバランスの元で調整されている。左腕のトライデントアームの破壊力はギガデストロイヤーに匹敵するまでに強化された。 2021年3月19日にデジモンウェブのデジモン図鑑に追加され、詳細設定が判明した。
ウィルス種X抗体版全身の機械部分が大幅にアップデートされ、何より左腕のトライデントアームはワクチン種のものとは違う可変式の「アルタラウス」と呼ばれる独自のものに変更されているのが特徴。このアルタラウスは格闘用のブリッツモードと砲撃用のブラスターモードを使い分けることができる。また、最大出力で音速を超えるエナジーブースターも装備した。
クロスウォーズ版アニメおよび漫画『デジモンクロスウォーズ』で初登場。 グレイモン(クロスウォーズ版)がメイルバードラモンの装甲を纏った「戦術強化形態」で、接近戦闘に特化したグレイモンに高い火力を与え、複数の相手にも対応できるようになった。トライデントアームやギガデストロイヤーといった必殺技はオリジナルと同じだが、機械にあたる部分がメイルバードラモンの頭部になるなど、その姿は大きく異なっている。 2010年9月17日にデジモンウェブのデジモン図鑑に追加され、詳細設定が判明し、さらに2020年10月2日に世代・属性が判明した。
メタルグレイモン+サイバーランチャーサイバードラモンが武器(名称は強力な長距離砲である「サイバーランチャー」)となって他のデジモンに力を貸す『武装重火器形態』。 アニメおよび漫画『デジモンクロスウォーズ』ではメタルグレイモンにサイバードラモンがデジクロスした姿として登場。 2011年1月7日にデジモンウェブのデジモン図鑑に追加され、詳細設定が判明し、さらに2020年10月2日に世代・属性が判明した。
メタルグレイモン:アルタラウスモードアニメ『デジモンアドベンチャー:』で初登場。 上半身の機械化で強力なパワーを手に入れたメタルグレイモンが、右腕にさらなる機械化を施してアップデート。潜り抜けた激戦の蓄積と、迫り来る強敵に対抗するため右腕を「アルタラウス」という長大なエネルギー砲へと換装した。近接・遠距離双方で完全な戦闘能力を発揮し、どんな強敵と遭遇したとしても打ち破る改装を成した。 2020年10月26日にデジモンウェブのデジモン図鑑に追加され、詳細設定が判明した。
亜種・関連種・その他
登場人物としてのメタルグレイモンデジモンアドベンチャーVテイマー01ワクチン種。ネオの配下として登場。メタルエンパイアでゼロと激突するが敗北する。 デジモンアドベンチャー・デジモンアドベンチャー02→詳細は「デジモンアドベンチャー」および「デジモンアドベンチャー02」を参照
声優は坂本千夏。アグモンが勇気の紋章によって進化した完全体。グレイモンより体が大きくなっている。ギガデストロイヤーの威力をある程度コントロールできる他、トライデントアームが射出可能になっているなど独自の設定も存在した。 『02』ではデジモンカイザーにより暗黒進化させられ、青いウィルス種に変貌するが、ライドラモンに制御のため付けられていたイービルスパイラルを破壊され元に戻った。その後、第41話で再びワクチン種に進化する。 デジモンクロスウォーズ声優は草尾毅。蒼沼キリハ率いる「ブルーフレア」のデジモンとしてグレイモンとメイルバードラモンがデジクロスした姿として登場。 |