メッツェグラ
メッツェグラ(イタリア語: Mezzegra)は、イタリア共和国ロンバルディア州コモ県トレメッツィーナに属する分離集落(フラツィオーネ)。 かつては基礎自治体(コムーネ)であったが、2014年2月4日、隣接するレンノ、オッスッチョ、トレメッツォと合併し、新自治体が発足した。 この村の一集落であるジュリーノ・ディ・メッツェグラは、ベニート・ムッソリーニが処刑された地として知られている。 地理位置・広がりコモ県の中部に所在する村である。ベッラージョからコモ湖を挟んで西へ5km、県都コモから北北東へ22km、ミラノから北へ58kmの距離にある[4]。南北に長く「Y」の字を逆さまにした形のコモ湖のほぼ中央部、分岐点付近の西岸側に位置する。村の南側が湖となっており、北にはトレメッツォ山(1700m)が聳えている。 隣接コムーネ独立したコムーネであった時期には、以下のコムーネが隣接していた。
歴史1945年4月28日、ジュリーノの集落 (Giulino di Mezzegra) で、ベニート・ムッソリーニとその愛人のクラーラ・ペタッチがこの地のパルティザンによって逮捕され、ほか幾人かのファシストの指導者とともに処刑された。 姉妹都市メッツァグラにあるアッツァーノ(Azzano)という分離集落(フラツィオーネ)は、アッツァーノ・ディターリア (it:Azzano d'Italia) という自治体交流組織に加わっている。これは、「アッツァーノ」という地名を持つコムーネやフラツィオーネの集まりであり、1年に1度持ち回りで「アッツァネージ(アッツァーノ人)の会」(Raduni delle comunità azzanesi)という会合を開いている。当地では1991年と2006年に会合が開かれた。 アッツァーノ・ディターリアには、5つのコムーネと6つのフラツィオーネが加わっている。
脚注
外部リンク
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