モンルピーノ
モンルピーノ(伊: Monrupino ; スロベニア語: Repentabor)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州トリエステ県にある、人口約900人の基礎自治体(コムーネ)。 名称標準イタリア語およびスロベニア語以外では以下の名称を持つ。 地理位置・広がりトリエステ県中部の内陸にあるコムーネで、スロベニアと国境を接する。 コムーネの役場が置かれているコルは、セジャーナの西北西約5km、県都・州都トリエステの約北北東8km、モンファルコーネの東南東約24kmの距離にある。 村域南西部のフェルネッティでは、高速道路 RA14(国道 SS58)がスロベニア国境を越え、スロベニアの高速道路 A3 (it:Avtocesta A3) に接続する。スロベニア側にはセジャーナの市街がある。 隣接コムーネ隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のSLOはスロベニア領を示す。 地勢カルソ台地上の村である。 気候分類・地震分類モンルピーノにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona F, 3341 GGである[5]。 また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[6]。 主要な集落コムーネで最大の人口を有する集落は、村域西北部に位置するレーペン(Repen、旧称ルピングランデ(Rupingrande)、2001年国勢調査時点で人口約440人)である。村役場は村域中央部に位置するコル(Col、旧称ゾッラ(Zolla)、人口約70人)に置かれている。また、西南部にフェルネッティ(Fernetti / Fernetiči)の集落がある。 役場が置かれた都市・集落(Capoluogo)の名がそのまま自治体(コムーネ)名となることの多いイタリアでは少数派の、役場所在地名とコムーネ名が一致しないコムーネ (it:Comune sparso) である。 社会民族1971年の統計によれば、住民の77.3%はスロバニア系であった[7]。 人口人口推移居住地区別人口国立統計研究所(ISTAT)は居住地区(Località abitata)別の人口として以下を掲げている[3]。統計は2001年時点。
ISTATは人口統計上、家屋密度の高い centro abitato (居住の中心地区)、密度の低い nucleo abitato (居住の核となる地区)、まとまった居住地区を形成していない case sparse (散在家屋)の区分を用いている。上の表で地名がすべて大文字で示されているものが centro abitato である。「*」印が付されているのは、コムーネの役場・役所 la casa comunale の置かれている地区である。 交通道路
鉄道Col の集落がある丘の下をトンネルで通過し、東北にスロベニアとの国境を越える。コムーネ内に駅はないが、スロベニア側の Dol pri Vogljah (en:Dol pri Vogljah) の集落に Repentabor 駅がある。 脚注
外部リンク
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