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ユニバーサル・スタジオ・北京

ユニバーサル・スタジオ・北京
Universal Studios Beijing
北京环球影城
施設情報
愛称 USB
テーマ ハリウッド映画
事業主体 NBCユニバーサル
管理運営 ユニバーサル・デスティネーションズ&エクスペリエンシズ
面積 120万m²(1.20km²)
開園 2021年9月20日[1]
所在地 ユニバーサル・北京・リゾート
中華人民共和国の旗 中国北京市通州区
位置 北緯39度51分23秒 東経116度40分44秒 / 北緯39.85639度 東経116.67889度 / 39.85639; 116.67889座標: 北緯39度51分23秒 東経116度40分44秒 / 北緯39.85639度 東経116.67889度 / 39.85639; 116.67889
公式サイト 公式サイト
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ユニバーサル・スタジオ・北京: 北京环球影城: Universal Studios Beijing)は、ユニバーサル・北京・リゾート内に2021年9月20日[1]中国北京市通州区に開園したテーマパーク。世界7か所目で最大のユニバーサル・スタジオ・テーマパークス[2]。アジアのユニバーサル・テーマパークでは初の大型リゾートタイプとなり、パーク一体型ホテルが建設される。

ユニバーサル・オーランド・リゾートと同様の大型ウォーターパーク「ボルケーノ・ベイ」も建設予定。将来予定されている第2テーマパーク建設用の広大な敷地も隣に用意されている。

パーツやユニバーサルホテル、商業施設などを含めるリゾート全体の名称は「ユニバーサル・北京・リゾート[2]。ユニバーサル・パーク史上最大級のユニバーサル・オーランド・リゾートよりも広い面積となった[3]

ユニバーサル・スタジオは「ハリウッド映画」を題材としているが、アメリカ文化の他に中国の文化をテーマにしたアトラクションも導入予定だと発表された。

初期案

当初は韓国ユニバーサル・スタジオ・コリア(仮称)の建設を進める計画があったが、計画は白紙、北京での展開を進めた[4]

沿革

パークレイアウト/アトラクション

以下の7つのエリアで構成されている[10][11]。ユニバーサル・北京・リゾートのトム・メルマンCEOは、「ユニバーサルには、自社が知的財産権を所有し、エリアテーマとして選択可能な作品シリーズが数多くあるが、最終的に中国で人気が高く、興行成績も非常に高かったものを選択することにした」と説明。また、北京の気候条件を十分に考慮して、室内及び屋根などの遮蔽物が設けられているアトラクションは総面積の65%に達し、来園者は暑い夏も寒さの厳しい冬でも変わらずアトラクションを楽しむことができるという[12]

ハリウッド・ブールバード

他のユニバーサル・パークのハリウッド・エリアと同等のエリア。チャン・イーモウスティーヴン・スピルバーグなどの監督が出演するスタントタイプのショーがある。

ジュラシック・ワールド イスラ・ヌブラル

他のユニバーサル・パークのジュラシック・パークと異なり、映画『ジュラシック・ワールド』シリーズをテーマとした北京オリジナルのエリアであり北京オリジナルとして制作されたダークライドの「ジュラシック・ワールド・アドベンチャー(Jurassic World Adventure)」や大型ローラーコースタータイプのアトラクション、「ジュラシック・フライヤーズ(Jurassic Flyers)」が揃う。

ウォーターワールド

今までのウォーターワールドエリアとほぼ同じではあるが、レストランなどが併設されている。

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンユニバーサル・スタジオ・ハリウッドアイランズ・オブ・アドベンチャーなどに位置する「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」とほぼ同じくホグワーツ城やホグズミード村などがある。

トランスフォーマー:メトロベース

映画『トランスフォーマー』シリーズをテーマとしたエリア。「トランスフォーマー:バトル・フォー・オールスパークTransformers: Battle for the AllSpark)」に加え北京オリジナルで第3作目に登場した、ディセプティコンの軍事作戦司令官で、第3作目の表向きのメインヴィランでディセプティコンの新戦力であるショックウェーブが自在に制御し、操る巨大なワーム型機械生命体であるマシーンのドリラー[13]の大型ローラーコースタータイプのライド・アトラクション、「ディセプティコースター(The Decepticoaster)」やオートボットの斥候で、トランスフォーマー側のもう一人の主人公であるバンブルビーをモデルにした「バンブルビー・ブギー(Bumblebee Boogie)」もある。

ミニオン・ランド

映画『怪盗グルー』シリーズをテーマとしたエリア。「ミニオン・ハチャメチャ・ライドDespicable Me: Minion Mayhem)」や「Sing On Tour」などのアトラクションがある 世界最大の大型ミニオンエリアとなる。

カンフー・パンダ・ランド・オブ・オーサムネス

中国で高い人気を誇るドリームワークス映画『カンフー・パンダ』シリーズをテーマにした北京オリジナルの大型屋内エリア。「カンフー・パンダ:龍の戦士の旅(Kung Fu Panda: Journey of Dragon Warrior)」というボートライドがメインアトラクションとなる。

脚注

  1. ^ a b 北京环球度假区将于9月20日正式向公众开放” (2021年8月30日). 2021年9月1日閲覧。
  2. ^ a b ユニバーサル北京リゾート、商業施設も設置 中国・観光”. NNA.ASIA. NNA (2019年10月10日). 2019年10月12日閲覧。
  3. ^ 2021年に北京にオープン予定のユニバーサル・スタジオは、ディズニーランドのライバルとなるか?”. Record China (2019年6月12日). 2019年10月12日閲覧。
  4. ^ “【経済裏読み】韓国、ユニバーサルスタジオ誘致失敗…朴槿恵氏の“公約”だったのに…絶好調USJにあやかりたかったが、北京に敗北か”. 産経WEST (SANKEI DIGITAL). (2017年2月10日). https://www.sankei.com/article/20170210-U2F35BNNZ5MELGJCNB2SF63KLY/ 2019年10月12日閲覧。 
  5. ^ “ユニバーサル・スタジオ、北京にテーマパーク建設を計画”. ロイター通信. (2009年2月12日). https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-36439020090212 2020年4月15日閲覧。 
  6. ^ “2021年オープンのユニバーサル・スタジオ・北京は世界最大規模に”. 人民網日本語版. (2019年9月18日). http://j.people.com.cn/n3/2019/0918/c94475-9615789.html 2020年4月15日閲覧。 
  7. ^ “ユニバーサル・スタジオ・北京の七大テーマエリアが発表”. 人民網日本語版. (2019年10月14日). http://j.people.com.cn/n3/2019/1014/c94475-9622616.html 2020年4月15日閲覧。 
  8. ^ “ユニバーサル・スタジオ北京、科学技術でディズニーを打ち負かす?”. 中国網日本語版. (2019年10月18日). http://japanese.china.org.cn/life/2019-10/18/content_75316020.htm 2020年4月15日閲覧。 
  9. ^ “2021年開業のユニバーサル・スタジオ北京、パーク内は全面「顔認証決済」導入”. ROBOTEER. (2019年10月29日). https://roboteer-tokyo.com/archives/15312 2020年4月15日閲覧。 
  10. ^ Universal Beijing Resort Unveils Vision to Bring Incredible and Innovative Experiences to China”. Universal Beijing Resort. 2019年10月17日閲覧。
  11. ^ BRITTANI TUTTLE (OCTOBER 11, 2019). “Universal Beijing Resort announces Jurassic World dark ride, WaterWorld land and more”. Attractions Magazine (Dream Together Media, LLC). https://attractionsmagazine.com/universal-beijing-resort-themed-lands/ 2019年10月17日閲覧。 
  12. ^ “ユニバーサル・スタジオ・北京の七大テーマエリア発表”. Record China. (2019年10月15日). https://www.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=752080 2019年10月17日閲覧。 
  13. ^ 初代(G1)に登場するテクノオーガニック生命体デュエラーをモデルにしている。

外部リンク

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