ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男
『ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男』(原題:A Kind of Murder)は、パトリシア・ハイスミスが1954年に上梓した小説『妻を殺したかった男』を原作として2016年に公開されたアメリカ合衆国のミステリ映画である。監督はアンディ・ゴダード、主演はパトリック・ウィルソンが務めた。 あらすじ
建築家のウォルター・スタックハウスは気難しい妻、クララにいつも振り回されていた。そんなある日、地元で女性が何者かに殺害される。その事件に関心を持ったウォルターは被害者の夫に会いに行くが、まもなくクララも何者かに殺害され、刑事のローレンス・コービーがその捜査を担当することになる。捜査の過程で、コービーは無関係のように思えた2つの事件に繋がりを見出していく。 キャスト
製作2013年2月22日、アンディ・ゴダードが本作の監督に起用されたと報じられた[3]。2014年5月8日、パトリック・ウィルソン、ジェシカ・ビール、イモージェン・プーツ、トビー・ジョーンズの出演が決まったとの報道があった[4]。11月、プーツとジョーンズの降板を受けて、ヘイリー・ベネットとエディ・マーサンがその代役を務めることになった[5][6]。 撮影・音楽本作の主要撮影は2014年11月17日にオハイオ州シンシナティで始まり[7]、同年12月16日に終了した[8]。2015年6月30日、ダニー・ベンジーとソーンダー・ジュリアーンズが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[9]。 公開・興行収入2016年4月17日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[10]。11月15日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。12月16日、本作は全米3館で限定公開され、公開初週末に978ドル(1館当たり326ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場77位となった[12]。 評価本作に対する批評家の評価は伸び悩んでいる。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには17件のレビューがあり、批評家支持率は35%、平均点は10点満点で4.86点となっている[13]。また、Metacriticには7件のレビューがあり、加重平均値は50/100となっている[14]。 原作
出典
外部リンクInformation related to ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男 |