ラウンドロック・エクスプレス
ラウンドロック・エクスプレス(Round Rock Express)は、アメリカ合衆国テキサス州ラウンドロックに本拠地を置くマイナーリーグの野球チーム。MLBのテキサス・レンジャーズの傘下で、パシフィックコーストリーグに所属している。本拠地球場はザ・デル・ダイアモンド。 2000年にノーラン・ライアンの息子リード・ライアンが設立したチームで、チーム名はノーラン・ライアンの愛称「The Ryan Express」に由来する。 歴史1906年にサクラメント・コルドバズとしてパシフィックコーストリーグに加盟。 その後、幾度もの球団名変更や移転を経て1979年、ユタ州のオグデンにトラック運送業者のデニス・ジョブがオーナーとなり、オークランド・アスレチックス傘下のオグデン・アスレチックスに改名。 1981年、カナダ人実業家で当時NHL所属のエドモントン・オイラーズのオーナー、ピーター・ポックリントンが球団を買収、チームをアラバマ州のエドモントンに移転させ、チーム名をエドモントン・トラッパーズに改名。本拠地はレンフルー・パーク(のちのジョン・デュセイ・パーク)に決定。シカゴ・ホワイトソックスと提携。 1983年、カリフォルニア・エンゼルスと提携。 1984年、カナダを本拠地とするチームとして史上初の優勝を果たす。 1993年、フロリダ・マーリンズと提携。 1995年、本拠地としていたジョン・デュセイ・パークの取り壊しが決定したため、テラス・フィールドに移転、さらにアスレチックスと提携。 1999年、カナディアン・フットボールリーグのエドモントン・エスキモーズが球団を買収。再びエンゼルスと提携する。 2003年、モントリオール・エクスポズと提携。同年10月、球団を所有していたエスキモーズはノーラン・ライアンの息子リード・ライアンに売却。このニュースはファンに大きな衝撃を与えた。 2004年、リード・ライアンはテキサス州のラウンドロックにシーズン後移転することを発表。本拠地での最後の試合はラスベガス・フィフティワンズと対戦したが1回裏終了後、雨天中止となった。 2005年、ラウンドロックに移転し、チーム名が現在のラウンドロック・エクスプレスに改名となった。チーム名は2004年までテキサスリーグに所属していた同名のチームが由来。提携球団もヒューストン・アストロズに変更となった。本拠地も前のエクスプレスが使用していたザ・デル・ダイアモンドを引き継いでいる。以前のエクスプレスはリード・ライアン氏が買収後、テキサス州のコーパスクリスティに移転し、同じくアストロズ傘下のコーパスクリスティ・フックスとして再スタートしている。新球団のエクスプレスもアストロズと提携。 2011年、リード・ライアンの父、ノーラン・ライアンがオーナーを務めるテキサス・レンジャーズと提携。 2019年シーズンからは再びアストロズが提携球団となる(2022年までの4年契約)[1]。 2020年シーズン後にアストロズはラウンドロックとの提携を中止し、2021年からはレンジャーズが再び提携を開始した。同年マイナーリーグの再編により、所属リーグがトリプルAウエストへ異動。
選手名鑑現役選手
監督・コーチ
過去の主な所属選手
脚注
外部リンク
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