ラジオ・タイランド
ラジオ・タイランド(英語: Radio Thailand)(National Broadcasting Services of Thailand)とは、ラジオ国際放送を行うタイ王国の国営放送局。コールサインである「HSK9」が略称・愛称として用いられる。 放送2013年11月現在、タイ語、英語、ドイツ語、ベトナム語、ラオ語(ラオス語)、ビルマ語、マレーシア語、日本語、中国語(普通話・マンダリン)、カンボジア語の10言語で、短波による放送が行われている。 日本語放送番組内容はヘッドラインとニュースのみで、余った時間にタイのポップス音楽を流す日もある。毎年10月から11月にかけて休止のことがある。
送信出力:250kW ビーム方向:54度 送信所: Udon Thani送信所 (地図)
歴史IBBとの協力関係ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などを管轄するアメリカ合衆国の政府機関IBB(w:International Broadcasting Bureau)は、タイ北部のウドーンターニーに中継所を建設した(1994年完成)。この中継所はVOAなどのアジア向け中継の他、ラジオ・タイランドの国際放送にも使用され、その拡張に大きく役立った。同局の局舎はタイ政府がウドーンターニーの用地を提供した際に交換という形でIBBから無償で提供されたものである(1988年)。現在、日本語放送を含む多くのラジオ・タイランドの放送がこのウドーンターニー中継所から送信されている。 また、東南アジア諸国向けの放送が送信されるバンコク郊外パトゥムターニーの送信所においても、IBBが提供した送信機が使われている。 一方で、かつてはラジオ・タイランドの北米地域向け英語放送は、アメリカ合衆国内のIBBの送信所から中継放送されていた。 関連項目外部リンク |